2008.04.23 03:17 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  その他(一般)  |  波良張  | 推薦数 : 1

尿を自分で検査する

勤務医のときも気になる患者さんの尿検査は検査室まで行って見せて貰っていました。開業してからは採尿して、即座にみていますし、自宅から早朝第一尿を持ってきてもらいます。赤血球は、位相差顕微鏡で見て変形しているかどうかが判断できるとされていますが、結構、通常の顕微鏡で判断が可能です。糸球体由来か、そうでないかは変形や赤血球円柱があるかどうかが参考になります。白血球も円柱があれば先ず腎盂腎炎の可能性が高いということになります。遠心をしない尿で見ることが大事です。尿中菌数は採尿直後に培養すると、先ず10の5乗などという菌数になることは極めて稀です。尿から色々の情報が得られます。開業医は尿検査は自分ですべきだと思います。

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2008.04.23 02:50 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  その他(一般)  |  波良張  | 推薦数 : 1

血液像をみる

私は血液検査をするときに、血液像は自分で染色をして自分で観ています。燐酸緩衝液にギムザー染色液を入れてゆっくり染色をするときれいに染まりますが、急ぐ場合には原液で30秒で染色をします。これでも、結構、判断が可能な血液塗沫標本ができます。通常は100個の白血球を分類します。場合によっては200個にします。伝染性単核球症はこれで、数分にして診断ができます。細菌感染をうたがうときには、好中球の幹状核球の多少が参考になります。開業してから、白血病の患者さんを診たことはありますが、その場合には血液検査をしないで夜に救急車で送ったのですが、白血球数29万のフィラデルフィア染色体陽性の患者さんでした。血液像のみ方を習ったのは大学5年生の夏休みに大学の内科に行き教えてもらいました。医者になってからも、自分でみていましたし、勤務医になっても毎日のように見ていました。病院でも血液像はオートで読まれるようになりましたが、機械が読んだものを同じ標本を目視で見直したりもしました。ときどき、検体をBMLに出して自分の結果と比較していますが、幸いに一致しています。私は、開業医は自分で染色しえ自分で見ることを行うべきだと思います。

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