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2008.03.01 01:11 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  波良張  | 推薦数 : 0

中学校で食中毒発生

開業した年の9月でした。6つの中学校に共通の給食センターで給食を作っているのですが、そこでのがんもどきの煮つけから食中毒が発生しました。夕方、同じ中学校の生徒が腹痛、を主訴として次々やってきました。この頃は、自分でO157用の培地に植えていましたので、早速培養をしました。学校に連絡をとろうとしてももう学校は終わっていました。子供達がいうのには、50名以上の子どもが発症していたことと、発症時間が同じなのがわかりましたので、食中毒だと判断しました。卒業アルバムを借りて養護教諭の自宅の電話番号がわかったので、連絡をとりました。校医は学校の水道が原因だと言っていたというので、水ならば、同時に飲むはずがないから発症がバラバラになること、時間が同じと言うことは口にしたもので時間が同じと言うのは給食以外にはありえないこと、保健所に私が連絡をするよりも学校側が報告するほうが好いと思うので至急に連絡をとること、他の学校から発病者がいないかどうかを連絡をとること、給食が原因だと後日,市が医療費を負担する可能性が出るから、受診した患者は領収証を必ず保存するようにすること、教師がバラバラに答えると混乱を生じるから、外部に対応する教師、外部に出す情報を一つにすることなどぉ意見具申しました。翌朝、培養ではO157らしいコロニーは1個もなかったので、O157は否定的だろうと考えて、培地を保健所に渡しました。実際には他校からも患者が出たし、合計600名くらいの患者が出たそうです。未だ医師会に入会は許可されていなかったので、医師会員である小児科の先生に連絡を取り、施設により対応が著しく異なり住民の不信を招かないように依頼をしました。県の衛研の検査で病原性大腸菌による食中毒であることがわかりました。幸いに総じて軽症だったようです。

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