開業当初に患者さんに約束したことの一つに患者さんについてこちらが知ったことは何でも伝えるということです。検査結果は、検査伝票をコピーして渡す、メモに書いて渡す、心電図もしかり、エコーの写真もしかり、ティンパンメトリーの所見、紹介した患者さんについての医療機関からの返事もコピーをしてお渡しする、などなどです。尿の沈さ、血液の染色標本を顕微鏡で見てもらう、グラム染色の菌などをお見せすると、驚かれます。患者さんにとっては知りたくないこともあるかもしれませんが、勿論、希望を聞いてからのことです。意外に喜ばれるのは、医療機関からの返書です。患者さんに直接、主治医が説明したことが再現されているかどうかがわかります。手術の際の図などがあると、納得度があがるように思います。教科書は患者さんの目の前で読みます。そして、書いてあることを説明します。外来においている教科書は英文なので外人にはコピーして渡すこともあります。近所のインド料理のお店の主はバングラディシュでは薬剤師の方です。娘さんが顔面神経麻痺になったとき、コピーして渡したら、自然治癒が多いと書いてあったので、何もしないで(当方にも受診しないで)治されました。私は、悪くない方法だと思っています。
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