勤務医時代も腎疾患の診療で尿所見は自分で見たいと思っていました。入院中の患者の尿は、検査室まで行き自分で見ていました。円柱の有無やその性情などは自分で見ないと本当のことはわからないのです。赤血球の変形の有無は位相差顕微鏡でみると良くわかるのだが、普通に見てもわかります。尿路感染の白血球尿でも白血球円柱があるかどうかで意味が異なります。開業だとその場で自分で見ることが出来るので診断が迅速にできます。また、沈さも、定量的にみることで、経過がわかるのですが、定量性を確保するためにコバシステムを使うことにしました。勤務医時代はコストの問題で導入が出来なかったのです。尿の培養を字bんでしました。よく尿路感染の診断に菌数が10の5乗以上といいますが、採取して直ぐに培養すると10の3乗程度で、なかなか5乗にはなりません。尿蛋白などの尿中定量を行うにはクレアチニン比で出すようにしました。高カルシウム尿症は結構高頻度にあることがわかります。勤務医時代よりも、もっと身近に患者さんを診ているのではないかと思っています。
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