2008.01.31 01:58 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  その他(一般)  |  波良張  | 推薦数 : 1

何でも伝える

開業当初に患者さんに約束したことの一つに患者さんについてこちらが知ったことは何でも伝えるということです。検査結果は、検査伝票をコピーして渡す、メモに書いて渡す、心電図もしかり、エコーの写真もしかり、ティンパンメトリーの所見、紹介した患者さんについての医療機関からの返事もコピーをしてお渡しする、などなどです。尿の沈さ、血液の染色標本を顕微鏡で見てもらう、グラム染色の菌などをお見せすると、驚かれます。患者さんにとっては知りたくないこともあるかもしれませんが、勿論、希望を聞いてからのことです。意外に喜ばれるのは、医療機関からの返書です。患者さんに直接、主治医が説明したことが再現されているかどうかがわかります。手術の際の図などがあると、納得度があがるように思います。教科書は患者さんの目の前で読みます。そして、書いてあることを説明します。外来においている教科書は英文なので外人にはコピーして渡すこともあります。近所のインド料理のお店の主はバングラディシュでは薬剤師の方です。娘さんが顔面神経麻痺になったとき、コピーして渡したら、自然治癒が多いと書いてあったので、何もしないで(当方にも受診しないで)治されました。私は、悪くない方法だと思っています。

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2008.01.18 02:11 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  その他(一般)  |  波良張  | 推薦数 : 1

開業医としての診療

勤務医時代も腎疾患の診療で尿所見は自分で見たいと思っていました。入院中の患者の尿は、検査室まで行き自分で見ていました。円柱の有無やその性情などは自分で見ないと本当のことはわからないのです。赤血球の変形の有無は位相差顕微鏡でみると良くわかるのだが、普通に見てもわかります。尿路感染の白血球尿でも白血球円柱があるかどうかで意味が異なります。開業だとその場で自分で見ることが出来るので診断が迅速にできます。また、沈さも、定量的にみることで、経過がわかるのですが、定量性を確保するためにコバシステムを使うことにしました。勤務医時代はコストの問題で導入が出来なかったのです。尿の培養を字bんでしました。よく尿路感染の診断に菌数が10の5乗以上といいますが、採取して直ぐに培養すると10の3乗程度で、なかなか5乗にはなりません。尿蛋白などの尿中定量を行うにはクレアチニン比で出すようにしました。高カルシウム尿症は結構高頻度にあることがわかります。勤務医時代よりも、もっと身近に患者さんを診ているのではないかと思っています。

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開業前は同じ市内の国立病院に勤務をしていて、開業してから診る患者さんに大きな違いがあるかとなると、余り差はありません。より早期に診たり、軽症だということはいえるかもしれませんが、病院でも同じような患者さんを診ていました。病院では家族ぐるみで診ることはありませんでしたが、開業では大人の患者さんも診ることができうrので、家族ぐるみで診ることがあります。また、家族の病気について相談を受けることも多くなりました。いずれは子どもは大きくなって成人になるので、大きい年齢まで診ることは、かえって子どもの診療にも大きな経験になります。私は小児科医も大人を診ることを勧めます。それは、そのことで小児科の腕があがるのだと思います。家族を診ることは小児の診療にも良い経験をつむことになります。世の中を広く見ることができるようになると思います。尤も、開業医と勤務医で余り佐賀無いというのは問題で、両者の役割分担ができていないということでもあるのですが。

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開業して、直ぐに良かったと思ったことは、本を購入しても経費になることでした。勤務医時代も本は購入していましたが、勤務医には必要経費がありません。基礎控除がそれに対応したものなのでしょうが、金額が全々違います。勤務医が知識や技術を学ぶのにはなかなか学会に行くのもままなりません。本や今であれば電子媒体を遣うことになります。それは自分の技術を支えるのには重要なことです。勤務医時代には、病院が英文雑誌を買ってくれていましたが、2冊でした。開業してから、JAMA,Pediatrics,Ped.Inf,Dis,J.と最初の頃はAmbulatory pediatrics を購入していました。教科書もネルソン、ルドルフ、セシル、ハリソンを購入しています。全く野放図に本代に使うわけにはいきませんが、よく読めるようになりました。願わくば、それを読む時間がないのが困ります。朝起きて、仕事をして夜寝るまでがとにかく慌しく過ぎることです。これは、勤務医時代よりも切れ目の無さを感じます。

 

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