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2007.12.09 00:10 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  波良張  | 推薦数 : 2

開業医からみた病診連携

医療のシステムとしては開業医が第一次医療を行い、一次医療機関を経た患者が病院に送られる、救急患者では一次医療機関、二次医療機関、救命救急センターに分けられていて、それが相互に連携をはかることになっています。送られるのは患者さんであって、その患者さんの治療の必要性に応じて連携が図られる筈ですが、なかなか難しいのです。開業して暫くして、シェーンラインヘノッホ紫斑病の患者さんが、腹痛が強くなって、入院を依頼しました。しかし、休日であることを理由に電話に出た医師は断りました。自分はベットのある限り、無い場合には他院に交渉して、依頼を受けた患者さんの入院に勤めましたが送る側になってみると、受け手が全てそうではないこと知らされました。時間外か否か、休日かそうでないか、それは大きな要因ですが患者さんの重症度が一番優先されるべきだと思います。私は開業に際して、外来でみることができる患者さんはなるべく外来でみることにしました。二次救急はできなくても1.5次医療(こんな言葉が本当にあるとは思いませんが)を目指しました。患者さんが望めば、気管支喘息の発作を半日かけて外来でコントロールをしたり、輸液を外来で行ったりしました。それでも、入院が必要な患者さんはあります。心臓疾患があるお子さんがウイルス性肺炎になり呼吸困難になりました。夜の2時、色々の病院にあたりましたが、空床がありません。そのときに、武蔵野日赤で病床はないけれども外来で何とかすると言われて救急車で向いました。雪の中着いてみると、外来のソファーなどで点滴をされている患者さんが沢山居られました。その患者さんも一晩、外来の処置用のベットで酸素療法を含めて治療をしていただけました。連携には、やはり、人の連携が重要で単なるシステムがあるというのでは患者さんは救えないと思いました。

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