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2007.12.02 17:33 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  その他(一般)  |  波良張  | 推薦数 : 3

迷える子羊

私は、キリスト教の信者ではありませんが、大学に入学したときに、父の伯父に聖書をいただきました。また、呉の病院に勤めたとき、熊本に戻るときに叔父叔母に聖書を貰いました。その後にも頂いたことがあり、信者ではありませんがときどき読みます。夏目漱石の小説にストレイシープなる言葉が出てきますが、それは聖書に由来すると聞いたこともあります。患者さんを診るときに、私は、その患者さんを、他の人を一時的には放置しても懸命に診ることは、必要だとも、許されているとも思います。自分の前で、最も必要とする人にてを出すのが、一番だと思います。例えば、急患がきて重症度が高ければ、医師はその患者さんに手を尽くし、他の患者さんはそれを許容するべきだと思うのです。病棟で重症の子どもがいれば病棟に駆け上がり、外来であればその患者さんに手を尽くす。私は、その例に、100匹の小羊がいて1匹が迷ったら99匹をおいて探しに行くと言う。99匹はおとなしく待っていることが望まれているし、羊飼いは探しに行くことが望まれえいると思います。それを教えているのではないかと思っています。病院勤務のときにも、開業してからも、医療の場では、そうだと思って仕事をしています。よく、私は待たせると非難を受けることがあります。誰が小羊になっても、そのようにすることを保証しないと医療のシステムは成り立たないのではないかと思っています。

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いつもクリニックで、息子二人が診て頂いております。受診するたびに、子供の体調だけでなく親である私の不安な心も元気になります。待合室がどんなに混雑していても、先生はこちらの質問、不安に丁寧に返答してくださいますね。「迷える子羊」を拝見し、その意味が良く理解できました。先生のこの真摯な姿勢が、多くの母親に「混んでいても絶対に先生に診てほしい」と思わせるのでしょう。感動しました。
written by snow / 2008.02.04 00:08

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