2007.11.28 07:44 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  その他(一般)  |  波良張  | 推薦数 : 1

外来小児科の実践

開業して間もなく九州の久留米市から転居してこられた患者さんがありました。微小血尿があり、久留米大学の腎臓外来からの添書がありました。私は、微小血尿の患者さんでは必ず家族の検尿を行ってきた。大体発端者の数の4分の3くらいに家族に(多くは両親同胞しか検査が出来ない】微小血尿がみつかる。良性家族性血尿はかなり頻度が高いのではないかと考えています。家族歴にない人はフォローアップをすると血尿が消失する頻度が高いが、家族歴がある場合には血尿が取れにくいようです。そのことを返事として出しました。暫くしたら、何と山下文雄先生からお便りと久留米大学小児科教室の同門会誌を送っていただきました。外来小児科学の実践ですねと励ましの言葉と、久留米大学の同門の方々の取り組みがわかりました。得がたい教科書だったと思います。山下先生には、ハガチーのAmbulatory Pediatrics の2版を紹介していただき、これぞ教科書と思いました。1980年代のことです。また久留米で行われた学会が外来小児科学の幕開けだったように思います。先生の励ましを糧にやってこれたように思います。先生は今、命の樹と言う題でブログを書いておられます。これも、先生からプリントアウトをされたものを送っていただいて知りました。開業医だけが外来小児科を行っているのではなく、全ての臨床に携わる小児科医は外来小児科の実践者だと思いますが、より開業医は身近に感じるのでしょう。とうとう、2009年に外来小児科学会の開催の当番を担当することになったのも、1991年5月1日の午後の開業に始まったのだろうと思います。

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