< 国立病院小児科の将来を考える | メイン | 一緒に働いてくれた仲間達 >
2007.08.24 01:24 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  その他(一般)  |  波良張  | 推薦数 : 0

地域の救急医療システム

埼玉県はかつては沖縄県に次ぐ医療過疎地域でした。人口と医療機関、医師の数が極めてアンバランスでした。昭和48年当時は、救急指定病院が救急医療を担うシステムで、国立病院は救急指定病院でしたから、当然、毎日が当番でした。当直は内科系、外科系、産婦人科で3人で行います。内科系の医師の仲で小児科医は3人ですから、内科医が当直の時には、小児科は呼ばれれば出て行く、新生児は小児科医が受けるしかありません。夜は先ず一次医療を行っている医療機関は皆無に近いのですから、一次も二次も全部来ます。そのうちに、医療システムができて一次医療機関が紹介した患者を二次医療機関が診ることになりましたが、事情は余りかわりません。今は、二次医療機関が輪番制になっていますが、私どもの時代には、複数の病院がなかったのです。実際には、一次も二次もなかったと思います。私どもの病棟の入院は土日に多く、曜日の差がないのです。こんなことを何年も続けていたのですが、よくもったものだと思います。

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