私達が行っていた新生児医療は日本のトップレベルに比較すれば、まだまだ不十分であったと思います。それでも、助かる率は確実にアップしていました。埼玉医科大学総合医療センターに小川雄之助教授が赴任され、埼玉県小児医療センターが充実するに連れて、埼玉医科大学と併せて3つの高度医療機関が揃い、その他の病院とのネットワークが企画され出来上がりました。我々の病院にも埼玉医大総合医療センターの医師がドクターカーで迎えに行き、我々のところに搬送してくださるということもありました。新生児は、一般小児と異なるのは、産科施設との連携が基本的に必要であること、連携できる医療機関の数が少なく、ネットは組みやすいということもあります。埼玉の新生児医療の推進者であった小川先生は不幸にして病を得て逝去されましたが、その功績は大きかったと思います。また。大学が動き出して一貫して新生児医療を推進された埼玉医大の宮地先生、小児医療センターの初期の立役者、新津、大野、峯先生も此のシステムの推進者でした。
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