2007.06.02 00:15 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  波良張  | 推薦数 : 0

心理的要因による患者の増加

昭和50年代になると、心理的、精神的な要因で問題行動が出てくる子ども達が多くなりました。院内学級があったこともあり、教師に接する機会が多くなったこともあって、学校から紹介されて相談にのることも多くなりました。近くの防衛医科大学校の初代の教授が心身症を得意にされていると伺い、患者さんを紹介していましたが、相性が悪いと患者さんが戻ってきてしまいます。登校拒否、非行、家庭内暴力など色々です。本を読みながら、対応していました。あるとき、東邦音楽大学の心理学教授の堀越先生にお会いすることができて、先生にお願いして月に2回、心理外来を行っていただきました。私も陪席したり、パーてっション越しに、対応を見させていただき、日頃の私の関わりをスーパーバイズしていただいたりして、昭和57年12月から平成3年5月まで担当していただきました。不登校の子どもが多くなり、国立病院の共同研究班にっ入り、実情を報告したりしました。あるとき、NHKの朝の放送で、所沢が不登校が多いと報じられているのを見て驚いたこともありました。午後から心理外来を行っていただき、最後は夜10時までかかるということもありました。

研究費を貰うことができたので、NHKと協力して作られていた中学校3年間の数学、英語、国語の自己学習のソフトが入ったレーザーディスクを購入し、不登校の子どもや中学生の入院した子どもに自由に使わせてみました。熱心にパソコンを使いながら画面に向っている子どももいて、随分、重宝しました。やっていると、口コミで次々と来られるので、平成3年5月、私が病院をやめるまでは、病院の特徴の1つにもなっていました。

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