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都立清瀬小児病院が近くて、色々な疾病についてお世話になりましたし、今もそれは続いています。特に外科にはお世話になりました。4歳の子どもで腹痛を繰り返して訴えてある病院に何度も受診されていました。私どもの病院に来られたのは、その日、外来受診をして、診察を受けたときに、親が神経質だから子どもが腹痛を訴える、親の育て方が悪いと言われて、その足で来られました。腹部には大きな腫瘤がありました。夕方だったので。翌日に腎盂造影を行うことにしました。未だ超音波診断装置がない時代です。ウイルムスであれば泌尿器科、神経が細胞腫であれば外科にお願いしていました。腎盂造影を行ったのが1月14日でした。腎盂造影からは神経芽細胞腫が強く疑われました。外科医電話をすると医長の石田先生が、直ぐに送るように言われます。父親に結果を説明するのが夕方に約束されていたので、16日にお願いしたいというと、では翌日送れといわれます。15日は成人の日で休日でした。それを話すと、病気には休日は無いこと、自分が直ぐにアイソトープの検査をすると言われて、父親に説明をして15日に転送しました。17日には手術が行われました。当時、先生は自宅にもあまり帰られなかったのではないかと思いました。また、あるとき、新生児の気胸の患者さんがあり、電話をすると手術中なので翌日、朝、転送させて欲しいといわれて、レスピタルケアーをしながら私は未熟児質で夜を過ごしていました。夜中の3時に、私が椅子でうたたねをしているときに、手術が終わったからと言って患者さんを診に来てくださいました。転寝している私をみて、暫くは起こさないでよいとナースに言われて、今の状態なら夜が明けてから転送してもらえばよいから、と言われて帰られました。数分して目が覚めて、その話を聞いて驚くやら恥ずかしいやらでした。なかなか得がたい連携先でした。
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私達が行っていた新生児医療は日本のトップレベルに比較すれば、まだまだ不十分であったと思います。それでも、助かる率は確実にアップしていました。埼玉医科大学総合医療センターに小川雄之助教授が赴任され、埼玉県小児医療センターが充実するに連れて、埼玉医科大学と併せて3つの高度医療機関が揃い、その他の病院とのネットワークが企画され出来上がりました。我々の病院にも埼玉医大総合医療センターの医師がドクターカーで迎えに行き、我々のところに搬送してくださるということもありました。新生児は、一般小児と異なるのは、産科施設との連携が基本的に必要であること、連携できる医療機関の数が少なく、ネットは組みやすいということもあります。埼玉の新生児医療の推進者であった小川先生は不幸にして病を得て逝去されましたが、その功績は大きかったと思います。また。大学が動き出して一貫して新生児医療を推進された埼玉医大の宮地先生、小児医療センターの初期の立役者、新津、大野、峯先生も此のシステムの推進者でした。
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昭和50年代になると、心理的、精神的な要因で問題行動が出てくる子ども達が多くなりました。院内学級があったこともあり、教師に接する機会が多くなったこともあって、学校から紹介されて相談にのることも多くなりました。近くの防衛医科大学校の初代の教授が心身症を得意にされていると伺い、患者さんを紹介していましたが、相性が悪いと患者さんが戻ってきてしまいます。登校拒否、非行、家庭内暴力など色々です。本を読みながら、対応していました。あるとき、東邦音楽大学の心理学教授の堀越先生にお会いすることができて、先生にお願いして月に2回、心理外来を行っていただきました。私も陪席したり、パーてっション越しに、対応を見させていただき、日頃の私の関わりをスーパーバイズしていただいたりして、昭和57年12月から平成3年5月まで担当していただきました。不登校の子どもが多くなり、国立病院の共同研究班にっ入り、実情を報告したりしました。あるとき、NHKの朝の放送で、所沢が不登校が多いと報じられているのを見て驚いたこともありました。午後から心理外来を行っていただき、最後は夜10時までかかるということもありました。
研究費を貰うことができたので、NHKと協力して作られていた中学校3年間の数学、英語、国語の自己学習のソフトが入ったレーザーディスクを購入し、不登校の子どもや中学生の入院した子どもに自由に使わせてみました。熱心にパソコンを使いながら画面に向っている子どももいて、随分、重宝しました。やっていると、口コミで次々と来られるので、平成3年5月、私が病院をやめるまでは、病院の特徴の1つにもなっていました。
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