其の頃、国立病院年報だったと思うが、全国の国立病院の公に出されている資料がありました。これは非常に面白いものでした。全国の病院、診療科別の収入を見ることができました。患者一人当たりの点数が記載されていて、何で稼いでいるかがわかります。診療のウエイトが大きい病院、薬剤のウエイトが大きい病院、レントゲン、検査などに分けてみることが出来るのです。注射が好きな医師がいれば、薬剤で稼ぐことになりますし、検査のウエイトが大きい病院は、紹介患者が多いなどの推測がついたりします。同じ国立病院でも、診療内容が大きく違うことが、病院統計で読み取れました。この、集計はやがて廃止されました。多分、薬剤で稼ぐのは、他方では薬剤購入費が多いことが考えられます。薬剤は余り用いないで、診察、検査でのウエイトが大きい方が効率がよいことになります。そして、患者数が多ければよいわけです。たかが資料、されど資料でした。
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