一般小児が32床、新生児がコット10、保育器10でした。新生児から思春期まで、病気の種類は風邪から腹痛、肺炎、髄膜炎なんでもありでした。入院が必要だとわかっても満床だと、送る先がないのです。やむを得ず院内の空いてる病床を借りて入院をさせました。新生児については、外科的疾患は清瀬小児病院外科にお願いしました。きっかけは、食道閉鎖の患者でした。夜に、依頼をして送りました。医長の井上先生と石田先生は、よかったら我々の手術を見てほしい、そして我々でよいと思ったら、次から遠慮なく送って欲しいと言われました。私と後輩の二人は願っても無いことで、早速、手術を見せていただきました。深夜にも関らず、若い人が続々と出てきて、手術中はまるで臨床講義のような状態、以来、都立清瀬小児病院にはお世話になりっぱなしですが、私どもが助けていただいたというのではなく、沢山の患者さんがお世話になり助けていただきました。また、腎不全の患者さんで腹膜透析をしていた方をお願いして、結果的に腎臓移植をして貰いました。このことが機縁で腎臓の勉強会を続けることができました。タイアップ先ができたことは、私どもが安心して仕事が出来るので、忙しく1日の大半を院内で送ることにはなりましたが、何とか地域の病院としてのスタートをきることができました。
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