2006.11.21 00:31 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  その他(一般)  |  波良張  | 推薦数 : 1

祖父の死

私の祖父が昭和45年に亡くなりました。84歳でした。学歴は小学校卒ですが、大正時代に現在のソウル(当時は京城と呼んだ)で醤油味噌製造販売を始めました。苦労はあったそうですが、何とか経営が順調になったときに、戦争が始まり、終戦、全ての財産を失って九州に戻ってきました。戦後は山を拓いて畑をつくり農業をしました。ソウル時代に、仏教に帰依するようになり、念仏精神なる祖父の概念ができて、それを私に教育しました。それが自分を律することの一部にはなっています。次第に衰え、経口摂取もままならず、枯れ木が倒れるように亡くなりました。祖父の最後の鼓動を聴診器で聞きました。平成4年、父が80歳で肝臓がんで死亡しましたがやはり、最後の鼓動を聞きました。祖父の葬儀の日は、臨床ウイルス研究会を教授が会長として開催される日でした。準備のこともあったので、私は葬儀には出ないで、熊本に戻り、学会の運営にあたりました。

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