熊本大学医学部は、その前身を辿ると、宝暦6年の細川藩の藩校の医学校に至るとされています。その歴史のなかで、県立熊本病院の小児科に東京大学から大島為次郎先生が小児科医長として赴任されたのを教室の歴史にしていました。60周年を迎えると言うことで、同門会で記念の式典を行うことになりました。肥後医育史については、山崎正董の著書が最大の教科書になっています。ぼろぼろになった本が医学部図書館にありました。古い、熊本の新聞、医学雑誌があり、それを図書館で誇りまみれになっているのを読みました。前身の熊本医学校に東大を卒業されたばかりの後の東大初代の小児科学教授の弘田先生が外科の教授として赴任されていました。弘田先生は、その後ドイツに留学され戻られて、東大小児科の助教授、そして教授となっておられます。大島為次郎先生は、若くして亡くなられています。そのときの記録などもよみました。同門会誌に掲載していますが、非常に面白い時間を過ごしました。実際には60年よりも長かったのですが、後年、松田一郎先生が教授時代に訂正して、100年の記念の会を開催されました。
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山崎正董先生の著作、「肥後医育史」及び山崎先生の伝記「山崎正董」は、肥後医育250周年記念事業の一環として、昨年末復刻されました。ご興味がおありでしたら、熊本日日新聞社内の、肥後医育250周年記念事業実行委員会事務局にご連絡されると、購入も可能です。
肥後医育史で検索していたところ、貴ブログに出会いましたので、ぶしつけながらご案内させていただきました。
官立熊本医科大学初代学長となられた山崎先生の伝記からは、当時の熊本医学界の熱気のようなものが感じ取れます。なお、熊本大学医学部構内の山崎記念館は、移設、リニューアルされて昨年末にオープンいたしました。記念式典には山崎先生の三男の奥様もご出席いただきました。
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