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2006.11.16 00:56 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  その他(一般)  |  波良張  | 推薦数 : 1

自分の教室の歴史をたどる

熊本大学医学部は、その前身を辿ると、宝暦6年の細川藩の藩校の医学校に至るとされています。その歴史のなかで、県立熊本病院の小児科に東京大学から大島為次郎先生が小児科医長として赴任されたのを教室の歴史にしていました。60周年を迎えると言うことで、同門会で記念の式典を行うことになりました。肥後医育史については、山崎正董の著書が最大の教科書になっています。ぼろぼろになった本が医学部図書館にありました。古い、熊本の新聞、医学雑誌があり、それを図書館で誇りまみれになっているのを読みました。前身の熊本医学校に東大を卒業されたばかりの後の東大初代の小児科学教授の弘田先生が外科の教授として赴任されていました。弘田先生は、その後ドイツに留学され戻られて、東大小児科の助教授、そして教授となっておられます。大島為次郎先生は、若くして亡くなられています。そのときの記録などもよみました。同門会誌に掲載していますが、非常に面白い時間を過ごしました。実際には60年よりも長かったのですが、後年、松田一郎先生が教授時代に訂正して、100年の記念の会を開催されました。

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肥後医育史に関連して、御案内します。
山崎正董先生の著作、「肥後医育史」及び山崎先生の伝記「山崎正董」は、肥後医育250周年記念事業の一環として、昨年末復刻されました。ご興味がおありでしたら、熊本日日新聞社内の、肥後医育250周年記念事業実行委員会事務局にご連絡されると、購入も可能です。
肥後医育史で検索していたところ、貴ブログに出会いましたので、ぶしつけながらご案内させていただきました。
written by T.S. / 2007.01.10 15:48
ご教授感謝いたします。熊本大学の小児科出身者で、教室の古い歴史を図書館に入ったり、熊本市の図書館で熊本日日新聞の古いものを読んだ人は余りいないだろうと思います。人には歴史があり、組織にも歴史があります。それを確認しておくことも後世の人に役に立てればと思います。大島為次郎先生のお墓がどこにあるのかが、探し出せていません。それが、心残りです。
written by 波良張 / 2007.01.11 02:29
T.S様、山崎正薫の本ご紹介有難う御座いました。あれから、直ぐ注文し、本日2月25日に届きました。図書館に入りボロボロの本を紐解いたのは昭和44年から45年ですが、懐かしく思いました。山崎先生の当時のご苦労を思いました。
written by 波良張 / 2007.02.25 16:16
ご購入頂きありがとうございます。肥後医育250周年記念事業実行委員会の一員として御礼申し上げます。
官立熊本医科大学初代学長となられた山崎先生の伝記からは、当時の熊本医学界の熱気のようなものが感じ取れます。なお、熊本大学医学部構内の山崎記念館は、移設、リニューアルされて昨年末にオープンいたしました。記念式典には山崎先生の三男の奥様もご出席いただきました。
written by T.S. / 2007.03.02 09:32
原です。やはり熊大関係の方だったのですね。真新しい本より、ボロボロの本のほうが、重みを感じました。図書館の奥に埃にまみれた鎮西医報、西海医報が積んであって、それも読みました。西郷先生が西海医報は最後まで関っていらっしゃいました。私は、一度、風邪薬を子どもが一瓶分飲んで痙攣を来たし、当時はフェノバルビタールくらいしか抗痙攣薬がなくて、挿管をして痙攣を麻酔で止めて、点滴をして薬の効果がなくなるのを待った例を(昭和40年)、症例報告して載せていただきました。後年、西郷先生にお会いしたときに、図書館で読んだ話をしたときに、とても喜んで下さったのを覚えています。
written by 波良張 / 2007.03.02 20:30

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