一月半のご無沙汰です。
「書こう。書かなきゃ。」と思いつつ、忙しい毎日を送ってました。9月の「パーキンソン病研究会」「癒しの環境研究会」「脳外科学会総会」「鹿児島在宅ネット勉強会」と続いて、先週末は「健康スポーツ医講習会(前期)」。その間に、看護学校の講義が毎週2時間、その他の勉強会などの準備とお話を繰りかえしつつ、当直と日直。 合間には、乗馬。
以上、言い訳でした。

「パーキンソン病研究会」では、大脳基底核への深部脳刺激に加えて、脳幹刺激まで進化。基礎実験やコンピューターシミュレーションも含め、理論から実践までの進歩を実感。ただただ、「すごいなあ。」

癒しの環境研究会は言葉がテーマ。すべての講師の方が価値あるお話。僕にとっての一番は、難聴のお医者さんの話。「ただ耳が遠い」という認識との違いを、ご自分の苦労談を中心に説明していただき、正直「唖然」としました。

例えば、「愛知県知多市は江戸時代、さらし技術が導入され、「知多さらし」の産地として繁昌しました。」読む時にこの文章を全部ひらがなにして(会話は一音一音がひらがなに置き換えられます)、「き・し・ち・に」「す・つ」などの区別がが聞き取れなかったら、「あいきけんひたちはえぢぎだい、さらひじじゅすがどういうされ、したさらちのせひさんひとちてはんぎょうちまひた」何のことか分かりません。難聴の大変さを初めて知りました。

脳外科学会総会では、難治性疼痛に対するガンマナイフ治療に感激。下垂体に180Gyという大量照射。アストロサイトの増殖で内因性モルヒネを産生して痛みを和らげている、という基礎研究も含め、感激。癌末期の緩和医療にも一条の光が。ただただ、「すごいなあ。」

先週末の「健康スポーツ医講習会」。オリンピック選手のチームドクターはじめ、錚々たる講師陣。「目から鱗」の話の連続。その中で、記憶に残った二つの言葉を紹介します。

『究極の介護予防は、元気な子供を育てること』
『あれやった?』

来年からの特定健診・保健指導も一つの予防医学。それなりに評価できます。病気になってからより、まず予防。いいことだと思います。PPKは有名ですよね。ピンピンコロリ。現実はNNK。ネンネンコロリ。
でも、何より大切なのは、「子供が元気なこと。そして、元気な肉体と精神をずーっと継続すること。」
当たり前だけど、それを思いつき発言できることに、ただただ、『すごいなあ。』

『あれやった?』は早稲田大学の学生が考え出した語呂合わせ。 打撲などの外傷に対しては(ちなみに炎症は、発赤・発熱・腫脹・疼痛の4主徴)、軽度の圧迫と挙上で腫脹の予防と安静固定・疼痛軽減、冷却することで腫脹の防止と疼痛軽減。スポーツ外傷も分野では、RICEとして有名。R=REST(安静)、I =ICE(冷却)、C=COMPRESSION(圧迫)、E=ELEVATION(挙上)

これを、「あ=圧迫、れ=冷却、や(っ)=休む(安静)、た=高くする(挙上)」と日本語に。10月21日で、創立125周年。さすが早稲田と思いました。

今週末は、お引っ越し。その様子などは、乞うご期待。新しい家からの風景写真も近々、お見せしますね。自然いっぱいです。

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