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先週末、東京慈恵会医科大学で開催された「人間ドック健診情報管理指導士」研修会に参加してきた。

木曜に台風が九州上陸し欠航が相次いだので心配したが、翌日は上天気。到着した東京も上天気で、さらに台風に吹き込む南風が猛暑日をプレゼントしてくれた。会場の大学講堂は昭和10年に造られたという由緒ある建物。空調も伝統ある効き方、さらに満員の参加者の熱気(体温?)で、減量にはもってこいの環境だった。大型扇風機の回る会場はいい思い出になった。

 今回の研修は、来年から始まる「特定健診・保健指導」における「厚生労働省が定めた保健指導実施者に望まれる一定の研修」に相当するもの。必要不可欠な資格ということで、研修前後に何度も出席をチェックをする念の入れよう。

健診に相当額がかかるので、反対の立場の方も多いという。が、健診が大切かつ有効という例で面白かった話。 

ある保険組合で、1000円相当の歯ブラシセットを被保険者9万人に配った。9000万円の出費である。この保険組合は、年間400億円の保険支払いがあり、一位が歯科への30億で二位が心疾患の14億。歯ブラシ配布の効果は、食後の歯磨きが13.5%が15%に増えた。たったの1.5%増である。 ところが、歯科への支払いは1億4000万円減。差し引き5000万円の経費削減である。

禁煙指導にしても、ニコチンパッチなどにかかる費用を計算しても、禁煙率50%で医療費を計算すると4年で単年度黒字、 6年で通年黒字、以降はどんどん黒字増加。

要するに、健診保健指導は財源的に有効であるし、「ピンピンコロリ」の一手段ともいえる。

もう一つの「在宅医療」と合わせて、国は財源問題で考えているのかもしれないが、見方を変えれば、医療本来の姿に近づくチャンスだと思う。

地域の人が安心して暮らせる環境作りに協力していきたいと思っている。花岡クリニック、物忘れ外来、訪問診療・・・やり甲斐のある毎日が待っている。でも、本音は毎日遊んで暮らしたいのだが。

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