『笑い』の効用が最近広く理解されるようになって来た。誰が考えても「笑う」ことが悪いという人はいないだろう。心地よい音楽を聴いて、それを悪いという人もいないだろう。だが、「何故?本当に?」となると、証明は簡単ではない。だから、「音楽療法」「笑い療法」となると、効果に疑問を感じる人もでてくる。どちらも、科学的証明が増えてきているが。
僕自身「笑い療法士3級」である。「笑い療法士」と言っても何のことか分からない方のほうが多い。僕自身、100%理解できていると言い切れない。ただ、「お笑い」ではなく、「笑わせ」でもない。人に寄り添うことからはじまる「自然な笑い」が基本であることは理解している。
29日、必須講習会があった。内容そのものは公表禁止なので書けないが、今年になって3回目である。とても勉強になるが、中身は濃いし大変である。定期報告も必須である。楽しみは、前後の飲み会。全く見ず知らずだった人が「笑い」の勉強のために日本中から集まり、共通の話題を語り合う。みんなすごい。熱い。普通なら決して話もできない雲の上の講師の先生と話し込む。喜びとともに自分の未熟さも実感する。(友人の名刺の掲載許可をもらった。)
このところ、『感性』という言葉をよく耳にする。5月の学会で「国家の品格」の藤原正彦さんの講演があった。『日本は今「論理的なこと」が正しいと考える。「A→B→・・・Z」という思考が正しいと考える。では、「A」は正しいのか?「A」が間違っていたら?例えば、山の頂上に美しい花がある。「美しい」と思うから登る。登る道筋が論理であり、「美しい」と思うことが感性である。感性を磨き、大切にしよう。』
講習会でも『感性』の話が出た。 京都西陣で60年、わらじ医者と呼ばれる先生。『思わず・・・してしまう感性を失わないこと。生活を見守り、理解して、自然に相手に寄り添うこと。」
『笑い』にも『感性』が必要だと思う。自分に感性がどれ程あるのか分からない。 磨き方も分からない。ただ、たくさんの人と触れ合ったり、たくさんの本を読んだり、いっぱいのたくさんを経験することが、笑いにも感性にも必要だと思っている。
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