本日、福島で透析を受けている方からホームページへのお問い合わせが有りました。
今後、夜間透析を行う予定があるかどうかと現在の透析状況についてです。
お返事を書きました。
何度かメールを出しましたが、戻ってきてしまいます。
お返事をブログに記載いたします。
ご覧になってください。
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「夜間透析および透析時間についての問い合わせについて」
当院では、今後も夜間透析(17時以降)の実施は考えておりません。
曜日毎の透析実施時間は下記の通りです。
月水金(1部)8:30~入室・穿刺、15:00まで
月水金(2部)13:30~入室・穿刺、18:30まで
火木土(1部のみ)8:30~入室・穿刺、14:00まで
ただし、現在満床となっております。
以上、ご参考までにご検討下さい。
12月ももう少しで終わりになります。
本日で、今年の泌尿器科の外来診療は終了となります。
今年もたくさんの患者さまが診察にお越し頂きありがとうございました。
今年は、震災・原発事故と今まで経験したことが無いような大変な1年でした。
来年はいい年になる様に、心から祈っています。
来年は、1月4日から外来を開始いたします。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
尚、透析診療は、日曜日以外は行っています。
10月27日に援腎会すずきクリニックでは富岡町に血圧計を50台寄贈しました。
今回の震災後、近隣に富岡町287戸、川内村171戸、双葉町65戸の仮設住宅が出来ています。
川内村の患者さんもたくさん来院していますので、今回は川内村にも血圧計を30台寄贈する事としました。
各仮設の集会所で血圧を測るために使ってくれるそうです。
ビックパレットにある川内村の災害対策本部を訪れて血圧計を贈呈してきました。

実は、贈呈式の時には村長さんは副大臣と面会中で、副村長さんに贈呈してきました。
今回はテレビ局も取材に来てくれて、夕方のテレビで放送されてビックリしました。

その後、村長さんが対策本部に帰ってきたので、再度写真を撮らせていただきました。
今日も避難の患者さんがたくさん来院しました。
そろそろ年末なので、いつも通院してくれている患者さん達に『よいお年を!』とお話していますが、心から来年はいい年になって欲しいと思っています。
今回、震災で裂けた壁の修復と一緒に、透析室に向かう階段の左側にも手すりを造設しました。
以前から、階段の右側には手すりが有りました。
でも、最近とある患者さんから左側に手すりがあるといいのにと言われました。
一般的に右利きの方が多いので、シャントは左に作ります。
そうすると、重い荷物は右手で持つことが多いようです。
右手で荷物を持つと階段の手すりは左側にあるとうれしいと言われました。
その話を聞いてなるほどと思いましたので、今回左側に手すりを追加しました。
その患者さんはかなり高齢のお婆ちゃんですが、2階の透析室にエレベーターを使わずに上って行ってくれます。
今後も元気に階段を上がってくれることを願っております。
震災で2階の透析室はかなりダメージを受けました。
と言っても、当院は鉄骨作りですから、ボードが壊れるのは仕方がないことです。
当院の場合、修繕工事は透析を行っていない日曜日にやるしか無く、なかなか工事をお願い出来ない状態が続いていました。
最近になって、職人さん達も少し余裕が出てきたとのことで、日曜日ごとに修繕工事を頼めるようになりました。
ぼろぼろになったアスファルトも直してもらいました。
エアコンの蓋も落ちかけてしまい、テープでとめていたのですが、やっと綺麗になりました。
現在は、壊れたボードを取り替えている最中です。
今後は、壁紙が貼られて工事も終わりになります。
お正月は新たな気持ちでがんばれそうです。
来年は良い年になって欲しいです。
今年も消防法に基づき避難訓練を行いました。
毎年行っていて、秋の年中行事みたいな感じになっています。
2階の透析室にある救助袋を用いて避難する訓練です。
先ず救助袋の箱から救助袋を取り出し、階下に落とします。
最後まで落とすとトンネルが出来ます。
今年も数人が救助袋を通って1階まで降りて訓練は終了しました。
毎年やっているので、今年はみんな要領よくやってくれました。
11月20日の日曜日に、職員旅行としてディズニーランドに行ってきました。
当院は外来専門であり夜勤等がありませんので、子持ちのスタッフが多数おります。
震災直後は、原子力発電所が爆発して、郡山からもたくさんの方が避難しましたが、当院のスタッフはずっと頑張ってくれました。
とても感謝しています。
また、その後も原発事故の影響で子ども達が外で思い切り遊べないと言う状況が続いていますので、今回の旅行を企画しました。
スタッフとその家族、我が家の子ども達と総勢20数名で行ってきました。

午前6時に出発して、10時前にディズニーランドに到着しました。
日曜日は天気がよく比較的暖かかったので、園内はたくさんの人で混雑していました。
まずは、午前のパレードをみてすごしました。

お昼ご飯を食べた後、空飛ぶダンボに乗ったのですが、待ち時間も1時間と半端でないですね。
フォンテットマンションはファーストパスで入りましたので、ほぼ待ち時間無しでした。
今回は、特設ステージでのショーが抽選で当たり家族で見ることが出来ました。

楽しい時間を過ごすことが出来ました。
スタッフにも好評だったので、来年はディズニーシーに行こうかと盛り上がっています。
これからもスタッフと気持ちを一つにして、しっかり透析を実践して行きたいと考えております。
http://enjinkai.com/society/2011/06/56.html
今年の日本透析医学会総会で、透析量を増やすと血圧が下がると言う事を報告しています。
透析量を増やす為に最も重要な要素は透析時間です。
これまでも長時間透析の良好な治療成績は、たくさんの施設から報告されてきています。
多くの方が時間を延ばすことで体調の良さを自覚して、再度時間が短くなることに抵抗するようになります。
5時間透析をしている方に震災直後は3時間透析をしなければなりませんでしたが、多くの方が早く時間を5時間に戻して欲しいと訴えました。
しかし、時間を延ばすことを勧めてもなかなかOKを出してくれない方もいます。
単に時間が長いという事を苦痛に思う方もいるかもしれませんが、透析中に耐えがたい症状が出てきてしまうため、時間を延ばす事をいやがる方もいます。
だから、透析時間を延ばすためにとても大切なことは、透析中の愁訴を取って上げる事です。
もちろん、時間を延長すれば多くの場合愁訴も取れるのでしょうが、毎回調子が悪くなるような方には酷な話かもしれません。
透析中にむずむず足の症状が出てくる方は、早く終わってくれと訴えます。
時間延長を勧めるのは難しいです。
透析中に生じる頭痛などもそうです。
一つ一つ何が原因となっているかを考え、なんとかそのような愁訴がない透析が出来ないかを考えます。
レストレスレッグ症候群に対しては、先日のHDF研究会で橋本クリニックの櫻井先生が、α-1マイクログロブリンを積極的に除去する方法を報告しました。
当院でも最近試みていますが、効果があるようです。
透析後半、毎回のように頭痛が生じる方がいます。
注意深く観察すると、除水を停めると良くなるようです。
毎回の体重増加は1.5kgと多くありません。
この方には、透析前半で除水をしてしまい、後半は除水を停めることとしました。
グリセオールの使用もいいかもしれません。
このぐらいは仕方が無いのではと言う妥協はなるべくしたく有りません。
その部分と戦うのが透析医の力量ではないかと考えています。
透析中の症状を取ってあげる方法を考えて、上手くはまって訴えが収まって、これなら時間を延ばしても大丈夫と言われれば、しめた者です。
透析医の醍醐味でしょうか。
無愁訴透析をめざし頑張ります。
追伸)
これは、実は常に患者さんを診ているスタッフに取っても同じで、最も大切なことです。
MEさんにとっては、ダイアライザーを変えること、除水方法をかえること、透析液を変えることなど、たくさんの方法をもっていますよね。
実は医者よりたくさんの手段を持っているかもしれません。
注意深く観察して、その方が何が困っているのか、どうしたら良くしてあげられるのかを考えてみて下さい。
土曜日に郡山救急医療談話会が郡山消防署でありました。
これまで一度も参加したことが無かったのですが、講演の内容が、
「東日本大震災をふりかえって」
双葉郡医師会長 井坂 晶 先生
「東日本大震災における郡山市保健所の対応について」
郡山市保健所所長 阿部 孝一 先生
でしたので、話を聞きに行ってきました。
井坂先生のご講演は以前も聴いたことが有りましたが、避難途中、そして避難所であるビックパレットでのご苦労は何度聞いても大変だったなと感じます。
阿部先生のお話は初めて聞きましたが、震災後の放射線に対する対応や避難所の感染対策など、とてもご苦労された事を聞きました。
また、災害時の透析治療についても注目してくださり、ありがたく感じました。
その後の質問で、医師会長の菊池先生の発言ですが、水道局から給水車を病院に行かせたら良いかと言う相談が来て、先ず透析施設に行ってくれと言ったと言う話を聞きました。
それは、震災後の病院が救急患者の受け入れで大変な状況になっている時に、透析困難となった透析患者が集まってしまったらさらに厳しい状況になるという判断だったそうです。
思い返せば、震災後、透析を再開するための準備をしていた日曜日の朝、呼んでもいないのに給水車がやって来ました。
たまたま、水道管は大丈夫だったのですが、その時点では実は水道が止まっているかは分からなかったのです。
だって、19トンもの貯水槽があるのですから、水道の蛇口をひねればいくらでも水は流れるのです。
しかも、その他の事で精一杯でしたから、水道が通っているか確認もしていませんでした。
でも、実際には本当に大丈夫なのか分からなかったのです。
給水車が来たときに初めて気づいて、慌てて貯水槽を見に行きました。
洗浄を行った後で貯水槽の水が減っていなく、水道管が破裂していない事が解りました。
通っていなければ、その後水集めに奔走したでしょう。
たまたま幸運にも水道管は通っていましたが、まずは透析施設に給水車を行くように話して下さって、本当にありがとうございました。
本当にありがたいと感じています。
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