2010.09.15 12:42 |  診療  |  研究  |  その他(医療関連)  |  援腎会  | 推薦数 : 0

EDと生活習慣病2

実は、EDとなるリスクファクターと心筋梗塞などの虚血性心疾患のリスクファクターはかなり似ています。

虚血性心疾患とEDが関連する理由は、虚血性心疾患とEDのどちらも血管内皮障害を共通の危険因子としていると言うことが有ります。

そして、勃起自体が、血流動態に依存していること。

さらに動脈硬化性病変があることで、EDも虚血性心疾患も起こり安くなると言う事です。

ここら辺から重要な話になってきます。
陰茎動脈は細い血管です。そして、内皮障害は細いところから始まり、徐々に太い血管が障害されるようになります。

しかも、他の血管は広がっても15%程度しか広がらないのに対し、陰茎動脈波、勃起時には血管が80%拡張すると言われています。
つまり、変化が大きいので、障害がはっきり出やすいのです。

さらに、他の血管ではその血管が詰まると別の血管が太くなり代わりに血流を臓器に流してくれるのですが、陰茎動脈では、側副血行路がない ため、障害があるとダイレクトに結果が出てしまうと言うことです。

このスライドを見ると、陰茎動脈の虚血で起こるEDという症状が実は、もっと恐ろしい病気が起こる前に生じる症状であるということが分かるかと思います。

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