
最も差が出たのが開始時のGNRIです。
それで、10ヵ月前の開始時GNRIが91.2以上と91.2未満で分けてグラフトしてみました。
そうしたところ、91.2以上では、13名中13名の全ての患者さんがGNRI91.2以上で栄養障害リスクなしでした。
しかし、開始時91.2未満の10名では、高透析量オンラインHDFを行うたびに栄養状態が良くなって、10ヵ月後にGNRI100まで上昇している人もいますが、10名中5名は10ヵ月後もGNRI91.2未満のままです。
つまり、高透析量オンラインHDFを開始する時点で注意すべき点は、GNRI91.2の栄養障害が有る患者さんの中には、栄養障害が改善しない方が半数に見られるので注意が必要だということになります。

今回は山田が提唱している透析患者のGNRIの判定で91.2未満を栄養障害リスクしている分類を用いました。
10ヶ月間高透析量オンラインHDFを行ってみましたが、栄養障害が見られない患者さんの栄養状態が悪化した方はいませんでした。
しかも、栄養障害リスクありの患者さんでも、リスク無しに改善した患者が半数に見られました。
これは、高透析量オンラインHDFを行うことで、レプチンなどの食欲抑制物質が除去されて、食欲が増して栄養状態が改善していくからだと考えます。
しかし、栄養状態が悪い方の半数は加齢や合併症のため元々食べられない方なので、栄養状態が改善しないのではないかと考えました。
高透析量オンラインHDFを行う場合は、栄養状態が改善しない患者さんががいないか注意深く観察して、危ないと思ったら透析方法の変更を検討する必要があります。

結語です。
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まさにその通りですので、後日検討してみたいと思います。
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