濾過透析の特徴です。

一般的な小分子である尿素は、拡散を主とする血液透析の方が血液ろ過よりも除去率が高いです。
しかし、拡散で除去しにくいβ2マイクログロブリンは、血液ろ過の方が血液透析よりも除去率が高くなります。
ですから、両方であるろ過透析が最も効率がいい透析方法となります。
ちなみに、生体腎は大量の血液をろ過して尿を出しています。
一日量にろ過される量は180リットルで、大部分の尿が尿細管から再吸収されて尿として出されるのは約1.5Lくらいです。
大量のろ過を連日行っていますので、ろ過だけで老廃物の除去が出来ます。

一般的なろ過透析(HDF)の適応は、通常の透析では改善しがたい症状が対象となり、以下のような症状が有る方に行われています。
透析アミロイドーシスの骨・関節症状
皮膚のかゆみ、色素沈着
いらいら感、不眠
むずむず足症候群
末梢神経障害
エリスロポエチン不応性貧血
透析低血圧
などです。
通常透析では、なかなか改善できないような症状がHDFでは改善されるのです。
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