2010.03.06 20:11 |  診療  |  研究  |  仕事 / 職場  |  援腎会  | 推薦数 : 0

当院における透析患者の栄養管理2

透析患者さんの栄養評価法として、代表的なSGA(主観的包括的アセスメント)、MIS(Malnutrition Inflammation Score)、GNRI(Geriatric Nutritional Risk Index)を挙げました。

それぞれ説明していきたいと思います。

SGは、実際に患者さんを観察することで栄養状態を評価しようとするものです。そのため、評価する人間が実際に患者さんを診た主観で評価されます。
基本的にアセスメントに使用する項目は、病歴と身体計測値だけで行えます。
そのため、NSTのメンバーなどの熟練な医療関係者が行うにはいいのですが、沢山の業務の1つとして行っている我々にとってはちょっとハードルが高いです。

SGAは初診時の評価に適しており、病歴の聴取と簡単な診察で行えて、採血などの客観的評価が行えにくい在宅患者の栄養スクリーニングを行うのに有用と言われています。

当院でもSGAを栄養障害が疑われる患者さんに行う為に試行錯誤しましたが、これまで主観的な評価をしたスタッフが1人もいないため、1人の評価を行うのにかなり時間が掛かってしまいました。

さらには、主観的な評価ですので、定期的に採血を行い、データの蓄積が有る透析患者さんにはあまり向いていない栄養評価方法かもしれません。

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