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1月15日に中央社会保険医療協議会から、「平成22年度診療報酬改定の基本方針」に沿って、「現時点の骨子」が取りまとめたと聞いています。

http://www.mhlw.go.jp/public/bosyuu/iken/dl/p100115-1a.pdf

その中で、

Ⅱ-4 患者一人一人の心身の特性や生活の質に配慮した医療の実現に対す る評価について

(1)人工腎臓における合併症防止の観点から、使用する透析液についての安全性を向上させるためのより厳しい水質基準への取組を評価することを検討する。(Ⅱ-3-④ 再掲)

とあります。

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当院では、オンラインHDFを行っていますのでもちろんですが、通常の透析でも透析液を清浄化することで、患者さんの予後が改善されることが知られています。

現在の透析では、水中に溶解したイオンや不純物を除去するRO装置を使用して、高純度の水を作成できるようになっています。
その上で、エンドトキシン捕捉フィルタ(ETRF)と言うフィルターを使用して、さらに透析液から細菌やエンドトキシンを除去しています。

透析学会が発表しているエンドトキシン捕捉フィルタ(ETRF)装着状況ですが、83.6%の施設で使用しており、63.4%のコンソールで用いられています。

当院では、透析装置の手前でカットフィルターを2本つなげて細菌やエンドトキシンを全く無い状態にしています。

本来は、どちらも100%で有るべきなのですが、実際にはコストがかかると言う理由で全ての施設で使われる要になっていません。
診療報酬で評価されることで100%に近くなってくれる事を期待しています。

そして、いくら清浄化の努力を行っても、実際にきれいになったか確認しなければ意味がありません。

透析液の水質を評価するためには細菌数やエンドトキシン濃度を測定する事が行われています。

透析液エンドトキシン検査の現状です。

日本透析医学会の水質管理基 準が推奨する月1回以上の測定は依然として33.2%の施設で行われているのみです。

透析液中の細菌検査の現状です。

日本透析医学会の水質管理基準の推奨する月1回 以上の検査は、20.8%で行われているのみです。
エンドトキシンの測定よりもさらに少ないです。

これまでも、透析液清浄化に積極的に取り組んでいる施設では、厳しい水質基準をクリアする為に努力してきています。

当院では、先ほどのカットフィルターの前でエンドトキシンと細菌が感度以下になるように透析液を清浄化することを目指していますので、カットフィルターの前後でチェックを行っています。

良い透析を提供するために行っていることが評価されたということは大変喜ばしいことです。
透析を行っている全ての施設が、きちんとした検査を行い、厳しい透析液清浄化の基準をクリアできるようになることを望んでいます。

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