再度血液透析の修正可能な治療指標を用いた高透析量透析の検討に戻ります。
補正カルシウムについては、日本人患者サンプルでは補正カルシウム値が10mg/dL未満の方は74.2%で、当院では80%の方が10mg/dL未満と当院の方が多いですが、大きな違いはない結果でした。
アルブミンについても、日本人患者サンプルの方で4g/dl未満の方33.9%だったのに対し、当院でも40%と多いですが、他の項目に比べてはっきりとした差は有りませんでした。
今回のアルブミン4g/dlと言う目標はかなり高い数値であり、これまで予後不良と言われてきているアルブミン値3,5g/dlで検討すると、92%の患者さんが目標をクリアしている事を付け加えておきます。
現在、援腎会すずきクリニックでは、この栄養状態が悪い方たちに対して、栄養改善を行うことを最優先課題として取り組んでおります。
1つは、食事指導を繰り返し行うことで偏食や間違った食事療法を改善させること。
これまで糖尿病の食事指導を守ってきた方が、急にカロリーを取りなさいと言われても、なかなか取れない場合が多いです。
高齢者では特にその傾向が有ります。
1つは、透析中に栄養の投与を行うこと。 IDPN(経静脈的栄養補充療法)がそうですね。
それでも改善しない場合には、透析膜の変更を行い、さらにはオンラインHDFから通常のHDへ変更することなどを行っています。 ちょっと横にそれてしまいました。
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