今回は、高血圧と夜間頻尿の関係について書きたいと思います。

加齢と共に高血圧、高カテコラミン血症となる事はよく知られています。
日中のカテコラミン高値の状態では、腎血流量が低下して昼間の尿量が減少します。そして、夜間にカテコラミン分泌が低下すると、腎血管抵抗の低下が起こり、腎臓への血液が増え夜間多尿となり夜間頻尿を起こします。
さらにカテコラミンは、脊髄の排尿反射求心路を刺激して尿意を起こす物質です。
また、カテコラミン高値では、尿道や前立腺に作用し尿道平滑筋を緊張させ尿道抵抗が増加します。
この状態では、膀胱は尿道抵抗に負けない力で排尿を起こしますので、過敏な膀胱となり頻尿になります。

睡眠時無呼吸症候群では、無呼吸後に息を吸い込むときに静脈の血液が大量に心臓に戻る事によって利尿状態が生じ、夜間多尿を起こします。
睡眠障害があると睡眠物質のメラトニンが低下して、浅い眠りになるため少しの刺激で尿意が起こり、夜間頻尿となります。
この様に、高血圧や睡眠時無呼吸症候群などの一見夜間頻尿と関係ないような病気が夜間頻尿の原因となっているのです。
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