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2009.09.23 10:17 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  その他(医療関連)  |  援腎会  | 推薦数 : 1

ドライウエイトについて

当院では、月1回透析患者さんと個人面談を行っています。
その月に行った採血、レントゲン、超音波検査の説明を行い、最近困っていることなどを聞いています。

変わらないので、必要ないと言われる患者さんもいますが、ベッドサイド以外の落ち着いた場所で、患者さんや時々家族の方と現在の状態や治療について話をするのはとても大切だと考えているからです。

今週はその面談の週なのですが、本日お話しした患者さんから、ある体重以上になると尿がたくさん出始めるとのことを聞きました。
その方のドライウエイトは尿量が増える体重より3kgほど低くなっています。
そして、尿が出始める体重以上になると、尿量が増えてそれ以上体重が増えなくなると言うのです。

以前は、透析導入直後は尿量を減らさないために体重を下げすぎないようにと考えてドライウエイトを決めていましたが、昨年肺水腫となり入院が必要となった方が1名いらっしゃいました。
また、血圧が高くドライウエイトを下げたいと考える方が多く、ややドライにしすぎている気もします。

時間をかけたオンラインHDFを行っていますと、透析中の血圧低下が起こることは少ないです。
そのため、本当のドライウエイトまで引けるようになっています。

今日面談した方は、とりあえず1.5kgドライウエイトを上げることにしました。
尿が増える体重がもしかしたら危険な体重の可能性も有りますが、そこはいろいろ試してみて、相談して決めたいと思います。

常々思いますが、ドライウエイトと言うよりその人の状況にあった基礎体重を決めることは本当に難しいことです。

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コメント

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これは、ある体重以上になると腎血流が増えて、尿量が多くなるということなのですかね。
もちろん、腎臓の予備能がある程度ある導入初期の患者さんに多い現象なのでしょうか?
written by kahonda / 2009.09.23 17:02
脱水では糸球体への血流が減少して糸球体濾過量が減るため乏尿になりやすいです。
逆に溢水では尿量は増加します。

利尿状態で尿量が増えるのと同じ事です。
もちろん、腎機能がほぼ廃絶して糸球体が全く機能していない方ではその限りでは有りません。
written by 援腎会 / 2009.09.23 19:36

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