2009.07.31 16:28 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  研究  |  仕事 / 職場  |  その他(医療関連)  |  援腎会  | 推薦数 : 0

あさか透析医療懇話会

昨日、あさか透析医療懇話会という研究会があり、当院の臨床工学士が『当院の透析液清浄化に対する試み』という演題で発表をさせていただきました。

その後、特別講演として、九州保健福祉大学の教授である竹澤真吾先生から、

『日本は透析液水質の国際基準をクリアできるのか?』

と言う演題で、水質管理についてとても為になる講演を聴かせて頂きました。

講演では、いろいろ為になるお話がありましたが、一番印象に残ったのは、透析液をしっかり管理してきれいにすれば、患者さんが元気になるということでした。

毎年、透析学会では、我が国の透析療法の現状を報告しています。
透析学会のホームページでご覧になることが出来ますが、そこで、透析液の清浄化が達成されているかどうかを判断するための、エンドトキシン濃度及び細菌検査の結果が公表されています。

透析学会によると、調査した施設の87.7%でエンドトキシン測定が行われているが、頻度としては、年1回から数回の施設が半数以上であり、学会で推奨する月1回以上の測定は、依然として33.2%の施設で行われているのみとなっています。

さらに、細菌検査は45.4%の施設が行っておらず、学会で推奨する月1回 以上の検査は、20.8%で行われているのみとなっています。

透析液をきれいにすれば、それだけで患者さんは元気になります。
透析はやればいいだけではありません。
しっかり清浄化された透析液を使用する必要があります。
さらに、本当にきれいになっているかを確認する必要もあります。

先生のお話では、もっと多くの施設に透析液清浄化に対し関心を持ってもらい、より多くの施設が、エンドトキシンや細菌検査を行ってほしいとおっしゃっていました。

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