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2009.07.17 21:21 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  研究  |  仕事 / 職場  |  その他(医療関連)  |  援腎会  | 推薦数 : 0

学習勉強会15

透析時間の延長、血流量の増加、大量置換ろ過を行うことで、得られた効果を示します。

学習講演会7で説明しましたKT/Vでは、1.28から1.85に増加しています。
以前透析学会で示した指標では1.6以上が望ましいとあり、数値的にはそれ以上の結果になりました。

Kt/Vは1.8までは生命予後が改善され、それ以上だと予後が悪くなると言う事が言われていますが、最近の統計調査では、Kt/Vが2以上でも死亡リスクが下がるという結果が出ているようです。

透析をやり過ぎると悪いという考えは以前からあります。
実際効率が良くなると、蛋白の抜けも大きくなります。
だからやりすぎは良くないんだとよく言われます。

当院でも、実際に透析量を増やしたところ、痩せてきた患者さんがいらっしゃいました。
でも、そう言う場合は、透析に見合うカロリー摂取が少ないことが問題であることが多く、その方の場合、透析中のカロリー補給と、栄養指導を含めた栄養改善で、一時的には透析量を減らす事が有りましたが、現在では以前の透析量での透析を行っても、痩せることは無くなりました。

この方の場合は、うまくいったケースで、なかなか栄養改善がうまくいかず、透析量を減らしたままで、再度増やすことが出来ない患者さんもいらっしゃいます。

でも、だからといって、透析量を増やすことが悪いことだとは言えないと思います。
基本的には、透析量を増やすことはいいことであって、増やせるのなら、増やせるだけ増やした方がいいでしょう。
ただ、どうしてもそれについて行けない人はいますので、きちんと患者さんを観察して、難しい場合は個別で対応する事が大切なのです。

透析量を増やすと悪いという意見は、増やさなくてもいいという意見の言い訳の様な気がします。

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