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2009.07.04 20:29 |  診療  |  研究  |  仕事 / 職場  |  その他(医療関連)  |  援腎会  | 推薦数 : 0

学習講演会11

それでは、オンラインHDFはどの様な方に効果が有るのでしょうか。

基本的には、HDFの濾過量を増やしたものと一緒です。
通常のHDFを強化したのがオンラインHDFなのです。

HDFには、先に点滴を入れてからダイアライザーを通す前希釈と、ダイアライザーを通してから点滴を入れる後希釈が有ります。

薄めてからろ過する前希釈よりもろ過をしてから点滴を入れる後希釈の方が、効率はいいです。
でも、いくら何でも後希釈の場合にはろ過できる量が決まってきます。
それで、ろ過する量がそれほど多くないボトル型のHDFを後希釈で行うのが一般的です。

オンラインHDFの場合は、どちらでもいいのですが、当院ではろ過の効率は悪くなるものの、大量にろ過できる前希釈オンラインHDFを採用しています。

スライドに示しましたが、HDFを行うと、透析アミロイドの原因となるβ2MGが下がり骨・関節痛などが改善することが良く強調されます。

ただ、当院には長期の患者さんがおりませんので、アミロイド症の改善効果についてはよく分からないと事があります。

以前に、通常のHDを行う透析施設で働いていたスタッフが言うことは、当院で透析を受けている患者さんたちは、透析が終わると、来たときと同じようにすたすたと帰っていくとよく言います。
オンラインHDFの”透析後、疲れにくい”と言う効果かなと思います。

それから、皮膚のかゆみが減る事は明らかで、当院ではほとんどの患者さんが痒みを訴えません。

実は、最近転院してきた患者さんで、かゆみを強く訴える方がいらっしゃり、転院後すぐに通常のHDFを行ったのですが、全くかゆみが取れませんでした。
それで、オンラインHDFに変えたところ、すぐにかゆみを訴えなくなりました。
効果が劇的にありビックリしました。
通常は、オンラインHDFにしてもかゆみが取れるまでに2週間から1ヵ月くらいはかかるのですが、その方は劇的に改善しました。

以上がオンラインHDFの効果です。

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