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2009.06.21 07:19 |  診療  |  研究  |  その他(医療関連)  |  援腎会  | 推薦数 : 0

学習講演会5

ちょっと空きましたが、再び学習講演会

透析時間と生命予後に対する危険率です。
4時間透析を1とすると、3時間透析では、リスクは1.8倍になります。そして、5時間透析では、リスクが0.65倍まで下がります。
と言うことは、5時間透析に比べ3時間透析は、リスク3倍になると言うことです。
短時間透析のリスクはかなり高いですね。

これだけ長時間透析を行うと生存率が良くなるのですが、それだけではありません。

血圧が下がります。
これは、腎不全が原因で血圧が高くなっている患者さんでは、まず血圧が下がり安定します。
もちろん、ゆっくり除水するので、透析中の血圧低下が少なくなります。
透析中の急激な血圧低下は、無痛性の心筋梗塞や脳梗塞を起こし、透析患者さんの生命予後に直接影響しています。

心胸比が小さくなります。
血圧が下がり、心臓に対する負担が減るので、当然かもしれませんが。

リンが下がります。
8時間透析をしているフランスのタサンでは、リンが下がりすぎるのが心配で、とにかくよく食べる事を指導されるようです。

だんだん話が大きくなって、そんなの絶対に出来ないと考えている方いらっしゃいませんか。
いきなり時間を延ばすことは難しいです。

でも、今まで3時間50分ぐらいでもうそろそろと終了していたのを、きちんと4時間とするだけでも、一年間では、10×13×12÷60=26時間も違うんです。

5分でも、10分でも延ばすことから始めましょう。

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