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2009.06.13 11:39 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  研究  |  援腎会  | 推薦数 : 2

PK-PD理論

最近、レボフロキサシンと言う抗菌薬の剤形が変わり、飲み方も変わります。
これまでは、100mg錠を1日3回内服していたのですが、最近500mg錠を1日1回内服するように変わるのです。

これは、PK-PD理論と言う考え方に基づいた考え方です。
PKは、pharmacokinetics:薬物動態で、
PDは、harmacodynamics:薬力学で、
抗菌薬の有効性や安全性を高め,さらには耐性菌の出現を抑制することを目的としています。

具体的には、レボフロキサシンのようなニューキノロン系の抗菌薬は、薬剤と菌が接している時間を長くするよりも、菌と接する薬剤の濃度を高くした方が、殺菌作用が強いことが分かっています。
こうした「濃度依存性」の抗菌薬は、1回投与量を増やして血中濃度を上げることで、より効果が強くなり、耐性菌も出来にくくなると言われています。

これまでは、薬の副作用をおそれるあまり中途半端な使い方をしてしまい、耐性菌を多く作ってしまっていたので、今後は耐性菌を作らない投薬の仕方が大切であると言われています。

当院でも、もう少しで使用できますので、使用したいと考えています。

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6年前まで、透析担当しておりまして。その時に、シプロキサンの使い方で悩みました。テキスト通りに投与すると、感染症が治らない。で、アメリカのテキストを参考に、普通通り投与して。透析前後に血中濃度を測ったら、透析1時間でおよそ15%膜を通して出て行くのが分かって。週3回1回4時間透析として、シプロキサン5日間なら通常量OKとなり。それを論文にしました。透析とPKやPDは難しいですね。
written by 毒とるMIHI / 2009.06.14 10:13
コメントありがとうございました。
あまり難しく考えてはいませんでした。
だいたい初回は通常投与量で、その後は一日3回投与は2回投与にしてました。
そんな感じでやってます。
written by 援腎会 / 2009.06.14 19:43

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