米国の研究で、肥満女性の尿失禁治療として、減量指導が有効という研究が発表されたそうです。

尿失禁には、腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁が有ります。
腹圧性尿失禁は、女性に多く、出産後に膀胱・子宮・肛門などを支える骨盤底筋が緩くなり、尿漏れを起こしてしまうものです。

切迫性尿失禁は、尿意や膀胱への刺激に反応して、膀胱が急激に収縮して、突然起こった尿意が我慢出来ず尿を漏らしてしまうものです。

今回の減量が有効なのは、腹圧性尿失禁の方です。
腹圧性尿失禁は、腹圧が強くなると起こるものですから、腹圧が高くなりやすい肥満の人に多いのは以前から言われていました。

しかし、実際に減量することで尿失禁が改善すると言うことを証明したのは今回が初めての様です。

平均7.8kgの減量によって、週あたりの失禁回数が47%減少したと報告されています。

肥満女性で腹圧性尿失禁で来院された患者さんには、生活指導として是非ともお話した方がいいですね。

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