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先週の木曜日と金曜日に慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease 、CKD)の講演会に行ってきました。
連日の研究会です。両方とも、CKDについて有名な先生の講演だったので、連日でしたが行ってきました。
最近、CKDは注目の的となっています。
CKDは、慢性的に腎機能が低下している状態のことを言います。
透析となる前段階の状態なのですが、透析とならなくても、糖尿病や高血圧症、動脈硬化を促進させ、心筋梗塞や心不全、脳卒中など、いわゆる心血管障害(CVD)のリスクが高くなることが問題だと言われています。
近年透析患者さんはかなり増加してきています。
それでも、全国民から見ると、透析が必要になる患者さんはごく一部の方ですので、CKDがこれほどまでに注目されることはなかったと思います。
その理由は、末期腎不全に至らなくても、CKDによって心血管障害が悪化してしまうことが分かってきたからです。

CKD診療ガイドより引用
最近では、成人の19%の方がCKDであると分かって来ました。
その率は、年齢が上がるほど高くなり,65歳以上では37.6%,75歳以上では40.7%であるという報告もあります。
非常に高率ですね。
最近、慢性腎臓病は、その危険因子である糖尿病や高血圧を予防することで発症を抑えられると言われております。
しかも、慢性腎臓病は病状が進行しなければ、ほとんど自覚症状がない病気です。
そのため、健診や人間ドックなどで検査を受けなければ、病気として発見されず。気づかないうちに進行してしまう恐れがあります。
この様にCKDは、検査で早期発見し、適正な治療を行うことがとても重要だと言われているのです。
2,3年前より、CKD防止のキャンペーンは全国で繰り広げられております。
腎臓病を診療していく一人として、CKDを減らすために、努力していきたいと考えております。
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