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再び、透析のお話をします。
透析療法を受けている皆さん。
透析の時に、よく『血流』と言う言葉を聞くかと思います。
正式には、血液流量が本当です。
要は、針を刺して血を抜いてダイアライザーを通してきれいにして、戻しているのですが、その抜いている血液のスピードです。
通常、平均的な血流は180~200ml/分と言われています。
そして、『総血液処理量』という言葉を知っていますか。
これは、一回の透析で、どのくらいの血液を処理(ダイアライザーを通過させる)しているかを示しています。
血流200ml/分で4時間の透析でしたら、200ml×60分×4時間=48000mlで48リットルとなります。
この『総血液処理量』は、多ければ多いほど、それだけ透析の効率が上がり、老廃物の除去量が増加することが分かります。
『総血液処理量』は、少なくともドライウエイトのKg数と同じか、できれば1.5倍有った方がいいと言われています。
『総血液処理量』を規定する因子は、血流と透析時間です。
今回の保険点数の改訂でも透析時間が長いほど保険点数が高く付けられました。もっとも効果的な『総血液処理量』の増やし方は時間延長となりますので、調子の悪い方は透析時間延長を検討ください。
血液流量については、「日本透析医学会」が出している目安で、ドライウエイトの4倍の血流量を目安にすると言う考え方があります。
つまり、60kgの人で240ml/分、70kgの人で280ml/分と言う具合です。
ただ、70kgの人で280mlで4時間透析をしたとしても、『総血液処理量』は67.2リットルで、70リットルにはやや足りません。
元気で長生きするために、できるだけ透析時間を延ばすこと、血流を上げていくことが重要となります。
では、血流の上げ方はどうすればいいのでしょうか。
血流を急に上げてしまうと不均衡が起こる可能性が出てきます。
そのため、ゆっくり上げていく必要があります。
身体の状態やシャントの状態によって、その人その人で、血流を上げられるかは変わってきますので、時間をかけてゆっくり上げていき、調子が悪ければ下げるという様に対応していく必要があります。
また、前希釈オンラインHDFを行うと、血流量を上げても不均衡が起こりにくいと言われています。
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