この本は、『ビジョナリーカンパニー』と言う本の続編ですが、前作を読まなくても関係有りません。この本は、どうすると優良企業になれるかが書いてある経営の本です。

以前、透析の講演会で、透析専門の経営コンサルタントである、櫻堂渉さんが今後の透析室の運営について講演されたのですが、彼のホームページで紹介していた本でした。

この本では、アメリカで大きく成長して、長期にわたってその実績を維持した企業をそれぞれの競合企業と比較し、リーダーシップ、人材戦略、企業文化等から分析することで、企業が成功するための必要な条件を明らかにしている本です。

成功する企業には、『針鼠の概念』があるそうです。
それは、

偉大な企業は針鼠に似ている。針鼠は単純で冴えない動物だが、肝心要の点を知っており、その点から離れない。
とあります。
つまり、企業が成功するには、

 情熱を持って取り組めるもの
 自分が一番になれるもの
 経済的原動力になれるもの

を選んで、そのことに絞って、死にものぐるいで頑張ることが成功の秘訣であると言うことでした。

これは、企業が成功するためだけでなく、一人の人間が生きていくためにも変わらないはずです。

その当時40歳を目前に、自分が将来どの様に生活するのがいいのか考えていました。
僕は、マルチな人間でもなく、どちらかというと不器用な方ではないかと考えています。
それで、手術は好きで太田西ノ内病院という環境にも恵まれていましたが、自分が最も好きで、最も得意な透析に絞って、頑張ってみたいと考え、援腎会すずきクリニックを開院することを思い立ちました。

今、これまでの思いのすべてを、援腎会にぶつけようと思ってます。

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こんばんは。
なかなか毎日更新できずすみません。
ぼくが、現在いる病院から開業を思い立ったのは、この本を読んでからです。
今回は、ちょっとそのお話を。

僕は、平成6年に福島県立医科大学を卒業し、泌尿器科に入局しました。外科医になりたかったことと(泌尿器科も外科です。)、腎臓に興味が有ったのが志望の理由です。

そして、現在に至るまでにいくつかの病院で診療を担当してきましたが、すべての病院で透析診療に携わって来ました。

腹膜透析を熱心にやっていた時代もあり、腎移植一途だった時代もあります。
大学では、腎移植とともに、急性期の腎不全も担当し、状態の悪い患者さんの管理も沢山やってきました。夕方まで泌尿器科の患者さんを診療し、夜になって他の病棟の患者さんのCHDF(持続透析)の回路を組み立てていたのが昨日の事のように思い出されます。

大学でやっていた研究が一区切り付いたとき、初心に返って外科医を目指していた自分を思い出し、手術で有名な現在の太田西ノ内病院に赴任し、村上部長の下で手術を中心とした診療を行うこととなりました。

赴任してからは、泌尿器科癌治療を中心とした手術を主に行ってきましたが、徐々に自分が14年間携わってきた『透析』に対する思いが強くなってきました。

そんなとき、読んだのがこの本です。

この本の内容は次回記載します。

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