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我が故郷、北部九州が大雨で大変なようだ。
耳馴染みの、懐かしい地名が災害地として連呼されている。
両親は、引退した後、水田地帯の真ん中にあった診療所兼自宅を引き払い、
街中の高層マンションに転居したので水浸しの心配は心配しなくても良いが、
日常生活に必要な物資の買い物に位は行くだろうし
滑って骨折でもしやしないか、若干の不安が残る。
それにしても、「あの場所が冠水?水没?」
知っている限りではそんなことが起こりようもなさそうな地名を耳にすると
驚きとともに違和感を覚える。
私が離れた後に何か変わったのだろうか?
親に会ったのが10年振り、などという人間だから、
九州の大学の医局から関東の病院に出張に出されたあと、
故郷には(かなり広くその近辺を含め)、片手で余るほどしか帰っていない。
決して九州が、博多近辺が嫌いなわけではない。
食べ物は美味しく、物価もそこそこ安く、それなりに都会で
住みやすいところだと思う。
年を取って引退したら、老後の生活は博多で過ごすのも選択肢としてある。
が、暇を見つけて若かりし頃の生活の場を訪れてみよう、という気にならない。
見つける暇がないのと、あったとしても優先順位の高い事柄が多すぎるからだろう。
普段故郷のことを思い返すことも少ない不心得者だが、
現地の方々の安全と一刻も早い復旧を祈ってやまない。
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