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昨今の株の暴落で、21兆円が消えたらしい。
21兆円と聞いても桁が大きすぎピンと来ない。
・・・ジャンボ宝くじに7万回当たればいいのか・・・・・!?
しかし、消えたということはどういう事だろう?
金庫の中に入っていた現金や金塊が消えたというのならまだ解る。
目の前から忽然と消えたら驚くかもしれないが。
それでも、現にそこに存在していたものが視界から消え失せたのだから
まだ、解る。
しかし、株価が暴落したから消えたといわれても何となく釈然としない。
もちろん、1万円のものが8千円に価値が落ちたのだから、
その差額2千円分の価値が失われたのは解る。
その考え自体は理解できる。
が、その差額2千円はいったいどこに消え失せたのだろうか?
1万円の価値を認め、それに対して1万円払ったとしたら、
その時点で概念としてではなく、形としての1万円があったはずだ。
それが消えるというのがどうにも納得がいかない。
元々有りもしない影を、追い求めていただけではないのだろうか?
今の世の中を動かしているお金の大半は、幽霊のように影、形だけの存在なのだろうか?
いやそれとも、人の欲と怨念が実体化したものなのだろうか?
いずれにせよ、幽霊の方がはるかにかわいげがある。
そういえば、昔から語り継がれる話では、死霊より生き霊の方が恐ろしく描かれている。
昔から、人の業と欲の深さがは変わらないのであろう。
何とも進歩のない生き物であることよ。
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