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2008.02.06 19:33 |  生活 / くらし  |  映画 / 音楽 / 読書  |  紅のパグ  | 推薦数 : 2

陰日向に咲く

昨日珍しく相方と休みが一緒だったので、久々に映画に行った。

 

「感動しました」とか

「涙が止まりませんでした」とか、

TVでの宣伝で痛い目に遭ったことがあるので 

あまり宣伝していないようなやつをということで

「陰日向に咲く」を観ることにした。

 

私は割と本を読む方ではあると思うが、いわゆる話題の本や賞を取った本などには興味がない。

好きな作家の本が出ていればそれは買うが、基本的には行き当たりばったり

タイトルや帯で何となくおもしろそうと思った本を手に取り、

数ページを読んで、買うかどうか決めることが多い。

そのため、この映画の原作本も、話題になっていることは知っているが読んではない。

 

映画が始まってしばらくして、オムニバスで淡々と進む話に、

内心「しまった!!」

一応狂言回しともいえる主人公がいるのだが、

同時に進むいくつかの話が、脈絡がなさ過ぎるために、

話の流れがぶつ切りになって集中できない。

正直言って、これが自宅で観ているテレビであったなら、

途中でチャンネルを変えていたと思う。

 

が、

後半、登場人物の背負っているものがはっきりしてきた頃から

その淡々とした流れに、いつの間にかに引き込まれ、

気がつくと、周囲ではティッシュで目元を押さえる人が増え、

私自身、不覚ながら、頬の上を涙が・・・・・

 

派手なアクションがあるわけでもなく、何かを声高に訴え感動するというものでもない。

人本来の優しさだけを描いただけの、地味な作品といえるかもしれない。

それだからこそ、見終わった後に形容しょうのない後味の良さだけが残ったのだろう。 

 

問題は、これでますます本を買う気が失せたことか・・・・・

しばし映画の余韻にのみ浸っていたい。 

 

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