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たびたび食事のことを話題にするので、勘違いしている方が多いと思うが
私は決して、食道楽でも、グルメでもない。
夜に外食することは年に2〜3回あるかないかで、
基本的には、うちでノンビリしながら食事をする方が好きだ。
食事をした後に、再度帰宅という行動を取らねばならないというのが面倒くさい。
という私であるが、昨日は久々に外食をすることとなった。
お相手は「孫娘」
生物学的には孫がいてもおかしくない歳ではあるが、
いたとしてもせいぜい10歳がいいところだろうから、
少なくとも夜外食、当然アルコール付き、の相手にするには早い。
何よりも、私には「孫」を作ってくれる「子」すらいないのだから
本当の「孫娘」ではない。
わたしが、大学の医局に在籍したのが10年ほどで、
さらに大学で実際に勤務したのは、実質2年半ほどしかなかった。
その短い間に、新しいお医者さんの雛が入ってき、
事務的なことを始め色々なことを教えた、言葉を換えれば押しつけた事がある。
彼女はその時ひよこたちの1匹の一人である。
何かのいきさつで、間にもう一人挟んでの部下だったので
私からすると、孫弟子にあたり、
彼女は私に連絡してくるときに「まご」と名乗り、私のことを「おじいちゃん」と呼ぶ。
私が関東で開業した数年後、修行のために関東に出てきた彼女であったが、
何の因果かそのまま住み着いてしまった。
メールで時々連絡は取っていたものの、お互い多忙なためになかなか逢うことはできず
直に逢ったのは数年ぶりで、四方山話に花が咲いた。
話は、現状のこと、今後のことから始まり、転々としたが、
人に教え、育てるという話題になった。
私は放任主義、といえば聞こえがいいが実質野放し、だったので
何かと苦労が絶えなかったようである。
が、今は立派に育ちある分野においては、エキスパートとして活躍しているのだから、
私の教育方針も間違ってはいなかった(のだろう)。
しかし、人間の記憶とはいい加減なもので、
「こういう事があって、おじいちゃんにこういわれたんですよ」
というエピソードをいくつか聞いたのだが、
「そんなこといったっけ??????」
確かにないようからすると、私が言いそうなことではあるが、全然覚えていない。
こんな指導者(おじいちゃん)の元で、よく立派に育ったものだ。
そういえば、私が師と仰ぐ先生に同じことを言われたことがある。
「あのときの、先生のあの一言が逢ったからこそやってこられました」
「・・・僕そんなこといったっけ?覚えてないな・・・」
人生を左右するような一言も、意外とそういうものかもしれない。
何はともあれ楽しいひとときであった。
そうして、朝。
珍しく、滅多に見ない夢を見た。
時は今なのだが、みんな当時のままの様相で集まり大宴会。
どうも同門会(医局の同窓会みたいなもの)のようであった。
懐かしい思い一杯で目が覚めて、ふと気づいた。
今日は九州で同門会がある日ではないだろうか。
毎年繰り返している言葉だが、
「来年こそは同門会に行こう」
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