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毎年この時期になると、付き合いのある会社からいろいろなものが届く。
その名称は「お歳暮」であったり、「ご挨拶」だったりするが、
基本的にはそう大きな差はないだろう。
内容は皆さんが期待するような、高級なものや豪華なものはなく
「カレンダー」や「手帳」、「年間学会予定表」、『タオル』など実用的なものが大半だ。
中にはスタッフに気を使って(?)、クッキーやジュースなどが届くこともあるが、
数はそう多くなく、スタッフ達がこの時期著しく成長することはないようだ。
そんな中、今年は一風変わったものが届いた。
『熊手』である。
いうまでもなく、お掃除用の本物のではなく、酉の市で見かける縁起物の方だ。
なりは小さいが、稲穂なども添えられなかなかちゃんとしたものである。
これを送ってきた会社は(良い意味で)変な会社だ。
色々な会社がお盆や年末など、休みの予定を送ってくるのだが、
そのほとんどが事務的な様相で、せいぜい季節の挨拶が添えられている程度。
ところがこの会社だけは、和紙とも見える紙に、達筆な筆遣いでで(もちろん印刷ではあるが)
季節の挨拶は無論のこと、社長の雑感やお詫びの言葉などを添え、したためてくるのだ。
会社名が横文字にもかかわらず(あるいはそれ故かもしれないが)
こうした和の美意識を持った会社(社長個人の趣味かもしれないが)は
ちょいと贔屓したくなる。
さて、その『熊手』どこに飾ろうか、受付のカルテ棚が良いか、
診察室の『パグ』に背負わせてもおもしろい。
等々考えていたが、ふと疑問が。
『これって飾って良いの?』
その『熊手』には明示してあるわけでないが、こうした縁起物、
『家内安全』
『商売繁盛』が
お約束。
『家内安全』=『医療ミス無し』で、まあよしとして、
『商売繁盛』=『来院数増加』=『病人、けが人の増加』・・・
流石にこれは拙いか・・・・・・
少なくとも、表立っては飾れませんなぁ・・・・・・・
やはり、医者と寺(神社のものを飾るはずもないが)と葬儀屋は
飾ってはいけないものだろうか?
疑問だ。
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