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2007.10.26 19:00 |  開業 / 病院経営  |  紅のパグ  | 推薦数 : 0

英断?蛮勇?

大学の後輩(医局のではなく、母校の方)が開業すると案内を送ってきた。

大学卒業後、そのまま母校の心臓外科に入局した後輩である。

入局後しばらくして大学から一般病院に派遣され、それが続いたようだが 、

ここ数年、年賀状の住所が変わらないので 、あるいは就職したのかと思っていた。

 

しかし、思い切ったものだ。

年齢は私と大差なく、せいぜい2〜3歳しか変わらないはず。 

確か、子供も2〜3人いたはずだし、当然奥方もいる。 

開業するには年齢的には遅い方だし、背負うものも多い。

 

労働環境もかなり変わっているだろうから、単純には比較できないが、 

開業前の生活が続いていたとして、この歳で(仮に2〜3歳若くても)

はたして開業していただろうか。 

 

もちろん開業の規模にもよる。

今なのような、若気の至りというか、趣味に走ったというか、

レーザー展示場のような開業形態でなければ

必要経費は抑えられるので、この歳でも荒唐無稽なはなしではなかったかもしれない。

ただ、その分やりたいことがほとんど出来ず、

鬱屈した生活を送ることになっていた可能性も高い。

それならば開業などせずに、手術中心に医者としての生活を送っていた方が 

性に合っていただろう。 

むろん、いつコールがあるか判らない、24時間スタンバイと

月に数回の当直(という名の夜勤)に耐えられる体力が続けばのはなしだが。

 

彼は、もちろん心臓外科で開業するのではなく、循環器内科で開業する。

心電図と胸部X線写真が撮れればいいはずなので、

消化器内科のように内視鏡や透視は必要でなく、経費も少ないと思う。

とはいえ、クリニック1戸作るとなればそれなりの金額がかかるのは間違いないし、

この医療費緊縮のご時世、そう簡単に前途洋々、濡れ手で粟とはいかない。

 

開業医の先輩として一言。

1日1日の出来不出来に一喜一憂せず、

流れに身を任せ、焦り藻掻くことないように

泰然と、日々を眺めて過ごす心構えを持ちなさい。 

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