紅のパグ
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2007/10 >>
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

新着コメント

新着トラックバック

2007.10.28 12:31 |  生活 / くらし  |  その他(一般)  |  紅のパグ  | 推薦数 : 0

ガリレオ

仕事が終わり、うちに帰った後には食事を摂りながらTVのドラマを見ていることが多い。

 

『ニュースを』という声もあろうが、 純粋に起こった出来事を知るにはネットで十分だし、

恣意的に編集されたニュースショーを観る必要性を感じない。

 

閑話休題、

ただ、帰ってくる時間帯が遅い上にまちまちなので、必然的に録画をして、後日見ることになる。 

つい先日やっと、この秋スタートのシリーズに突入した。

無論、2〜3週遅れて見ることになるので、その間に評判も聞くことになる。 

そこで割といい評判だったのが『ガリレオ』だった。

 

天才物理学者と新米(女性)刑事が難事件に、というステレオタイプの設定なのだが、

評判も悪くないようなのでそれなりの期待値で見始めた。

 

初回は『人体発火』がテーマであった。

頭(というか髪の毛)に火がついただけで、いきなり人が死ぬか?!

周りの友達は驚いているだけで、誰も火を消そうとしていなかったが

火がついて燃えてればとっさに火を消そうとするだろう!!

とまあ、突っ込みを入れつつ見ていると、どうもレーザーを使って火をつけたらしい展開に。

レーザーが凶器となれば興味の度合いは格段に上がる。 

空中を走る赤い糸(実はレーザー)を見た少女が現れ、

近所には炭酸ガスレーザー で金属加工する会社が有りと

状況証拠が積み上げられ・・・・・・・

 

と、ここで

「チ、チ、チ、ダメだね。

素人さんのイメージは、レーザーは赤い色かもしれないけど

炭酸ガスレーザーは無色で見えないの。

赤いレーザーはヘリウムネオンか、ダイオードレーザー だぜ。

この番組も底が知れたね・・・・』

 だめ出しを。

 

しかし、これは早計でした。

話が進むにつれ、ヘリウムネオンをガイド光にし軌道修を行い

炭酸ガスレーザーを凶器用のレーザーにと使い分ける細やかさを見せ、

ヘリウムネオンを使って微修正を繰り返し、標的に確実に命中させたことを

殺意の根拠とするとは・・・・・・ 

 

お見それしました。m(__)m

 

が、

金属加工用のレーザーを頭に照射すれば、火がつくどころではなく、

頭蓋骨を貫通して、脳みそも焼けるのでは?

医療用の炭酸ガスレーザーは先端から3mm位のところに焦点があって、

それ以上離すと効果が格段に落ちるんだけど、

工業用レーザーにはフォーカスがないの?

という疑問が・・・・・・・ 

 

固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.10.26 19:00 |  開業 / 病院経営  |  紅のパグ  | 推薦数 : 0

英断?蛮勇?

大学の後輩(医局のではなく、母校の方)が開業すると案内を送ってきた。

大学卒業後、そのまま母校の心臓外科に入局した後輩である。

入局後しばらくして大学から一般病院に派遣され、それが続いたようだが 、

ここ数年、年賀状の住所が変わらないので 、あるいは就職したのかと思っていた。

 

しかし、思い切ったものだ。

年齢は私と大差なく、せいぜい2〜3歳しか変わらないはず。 

確か、子供も2〜3人いたはずだし、当然奥方もいる。 

開業するには年齢的には遅い方だし、背負うものも多い。

 

労働環境もかなり変わっているだろうから、単純には比較できないが、 

開業前の生活が続いていたとして、この歳で(仮に2〜3歳若くても)

はたして開業していただろうか。 

 

もちろん開業の規模にもよる。

今なのような、若気の至りというか、趣味に走ったというか、

レーザー展示場のような開業形態でなければ

必要経費は抑えられるので、この歳でも荒唐無稽なはなしではなかったかもしれない。

ただ、その分やりたいことがほとんど出来ず、

鬱屈した生活を送ることになっていた可能性も高い。

それならば開業などせずに、手術中心に医者としての生活を送っていた方が 

性に合っていただろう。 

むろん、いつコールがあるか判らない、24時間スタンバイと

月に数回の当直(という名の夜勤)に耐えられる体力が続けばのはなしだが。

 

彼は、もちろん心臓外科で開業するのではなく、循環器内科で開業する。

心電図と胸部X線写真が撮れればいいはずなので、

消化器内科のように内視鏡や透視は必要でなく、経費も少ないと思う。

とはいえ、クリニック1戸作るとなればそれなりの金額がかかるのは間違いないし、

この医療費緊縮のご時世、そう簡単に前途洋々、濡れ手で粟とはいかない。

 

開業医の先輩として一言。

1日1日の出来不出来に一喜一憂せず、

流れに身を任せ、焦り藻掻くことないように

泰然と、日々を眺めて過ごす心構えを持ちなさい。 

固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.10.19 19:00 |  開業 / 病院経営  |  生活 / くらし  |  紅のパグ  | 推薦数 : 1

秋の昼下がり

珍しく、お昼休みがまるまる1時間半空いた。

お昼に予定していた手術がキャンセルになったせいなのだが、 

何となく得した気分がする(経営者としては眉をひそめなければならないのだが)。

 

手術の入っていない昼休みもないわけではないが、

大体において午前中の診察が終わるのが1時半を回る。

今日は、朝からドンヨリ。

今にも雨が降り出しそうで、来院患者数も少ない上に、

2診体制の為に、診察が1時に終わってしまった。

 

ポッカリ空いた自由時間。

そんなときにメールにレスしたり、掲示板に書き込みするべきであろうが、

あまりにもったいない。

10日ぶりに、駅周辺の本屋2件をはしごすることとした。

 

自宅には、読まれることを控えた数十冊の本が山積みになっており、

これ以上新しく買い足す必要は、全くない。 

しかし、本の新陳代謝が激しいこの時代、新刊の時にチェックしておかないと、

すぐに消え失せて、手に入らなくなる可能性もあるので

本の山が日々高くなろうとも、ついつい足繁く通うことになる。

(ちなみに、一番最近読み終えた本の奥付は、3年前のものだった・・・・) 

 

というわけで、珍しく日中外を徘徊することとなった。

 

この季節、行き交う人の様子を見ているとなかなかおもしろい。

半袖の人間もいれば、毛糸の帽子にマフラー更にブーツ着用と完全武装の 人間もいる。

単に体感温度の問題なのか、冬物ファッションの先取りなのか、

疑問がつきない。

それにしても、今のこの時期からマフラーやブーツ姿だと、

真冬にはいったいどういった格好をするのであろうか、これも疑問だ。

 

そういえば、先日、湯たんぽでの低温熱傷の患者さんが来た。

もちろん、今シーズン第1号である。

それも、お年寄りではなく20歳前後の女性・・・・・・

 

気候だけではなく、人間という生物の温度も狂い始めているのだろうか?

固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.10.14 19:20 |  生活 / くらし  |  グルメ / お酒  |  紅のパグ  | 推薦数 : 0

流石の

酷暑も諦めたのか、気温が上がっても心地いいほどにしかならなくなった。

 

見渡せば、緑の中に黄色も混じり、 足元には落ち葉もある。

そしてこの数日どこからか甘い香り、金木犀の香りも漂ってくる。

まだ半袖姿を見かけるが、季節はしっかりと秋になってきている。

というわけでもないのだが、我が家ではすでに鍋が解禁となっている。

 

去年も書いたが、うちで作る鍋は鶏鍋が多い

博多風水炊きだと、鶏ガラで出しを取ってそこに具材を入れるのだが、

鍋に水と具材を入れて直接火に掛ける、という荒技でもそこそこいける。

特に帰りが遅くなったときには、鍋を火に掛けてシャワーを浴びている間に出来るので

この季節、献立としてはありがたい。

 

問題は、水炊き用の鶏ブツは1年中あるわけでないので

ちょっと季節の早い今の時期だと、手羽元などで代用せざるを得ないことだ。

ダシ取り用の鶏ガラも売っているので、それを鍋に直に入れるという手もあるが、

流石に下処理の手間がかかるので、

シャワーを浴びている間に完成などというお手軽さは望めない。

 

本来、入れる鶏肉も食用の若鶏ではなく、

露地物の地鶏(ブランド鶏というものではなく)か、

卵を産まなくなったくらいの古老の鶏の方がいいのだが、

都会では手に入れるのが難しい。

 

そういえば、実家の庭先に住み着いていた「野良鶏」はどうしたのかしら?

一飛びで、10mを超える木の上に逃げていたが・・・・・ 

 

いや、決して捕まえて食べてみたいという意味ではないのだが・・・・ 

固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.10.05 19:43 |  開業 / 病院経営  |  生活 / くらし  |  紅のパグ  | 推薦数 : 0

神無月

十月に入って、暇な日が続いている。

とはいえ、数年前の目標としていた来院数を超える数字は確保しているのだから、

ここ数ヶ月がいかに忙しかったかが判る。 

 

この十月で、開院して丸10年を過ぎた。 

この10年、台風の日もあれば凪のような日もあったが

正直、よく乗り越えてきたものだと思う。

今の自分から振り返れば、当時の自分はコンパスも海図も持たずに、

手こぎボートで太平洋に乗り出したようなものだったと思う。

遭難しなかったのが不思議なくらいである。

 

『医者は世間知らずだ」とよくいわれる。

その真偽の程は見方によって変わるので、あえて触れないが、

一ついえることは、『経営ということに関しては無知』である事は間違いない。

考えてみれば、大学で統計学(将来論文を書いたりするのに必要)は学んだが

経営学などというものは教わらなかった。

 

比較的大きな病院の部長や副院長、ましてや院長になれば

経営という側面でもタッチすることにはなるのだが、 

それとて個人で開業し、経営していくのとはまったく話が違う。 

 

なのに、数千万から、時として億という借金を背負って

まったく未知の世界に腕一本でこぎ出すのだから

ある意味、蛮勇という言葉が相応しいかもしれない。 

しかし、これも後知恵にしか過ぎず、

開業準備中の目の前には、波穏やかな大海原しか見えなかったわけだが。 

 

その他の条件はまったく一緒で、 ただ病院経営ということに知識があった場合、

はたして10年前の自分は開業しただろうか。

その後の医療情勢悪化など、ネガティブファクターも知った上での仮定なので

単純に解答を出すことは出来ないが、

開業しなかった可能性の方が高かったのではないかと思う。

 

かといって、そのまま勤務医を続けていたかというと、

その点も断言が出来るわけではない。

いつポケベル(当時はまだ携帯は少なかった)で呼び出されるか、

夜中TELがなり出すか、気の休まるときのない生活を

いつまで続けることが出来たかも疑問だ。

 

勤務医も開業医も隣の芝生が青くみえるということなのでしょう。 

 

いずれにせよ、とりあえずは『祝!開業丸10年!!』 

 

固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)