| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
| 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
| 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
| 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
| 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
先週の金曜日から、FK506の適応症が追加され、3mg1日1回投与の1doseのみでループス腎炎への処方が保険適応となりました。
移植医療のように血中濃度を測定するのはまだ保険適応になっていないそうですが。
アメリカの治験の3mg/dayの毎日投与であれば血中濃度が上昇しすぎず安定するというデータによるようです。
移植医療の現場での使用経験から言っても、このdoseで毒性が出すぎるほどの血中濃度にはならないことがわかっているのでしょう。
(他の人と同じdoseでは血中濃度が上がりきらない人での効果が半減するのじゃないかという懸念がありますけれども)
関節リウマチに対する適応はすでに同じdoseで通っています。
近年、様々な免疫抑制剤が発売され、膠原病やリウマチへの適応拡大も進んでおり、目覚しいほどです。
これでステロイドの減量ができ、原疾患も寛解が望めるのならそれにこしたことはありません(今はまだ維持療法にしか適応がありません)。
でもまだ副作用などの問題があり、免疫抑制剤は使用しにくいのが難点です。(なので保険適応も「ステロイド剤の投与が、効果不十分や副作用により困難な場合」となっています)
FK506はこれまでループス腎炎に用いられてきたシクロスポリンと比較すると、高血圧や多毛などの副作用が少ない反面、血糖が上昇しやすいという欠点があります。(ちなみにシクロスポリンを飲めなくなる理由に「おかしな味がする」を訴える方も多いそうです。FK506は少なくともそれはないらしい)
腎毒性はほぼ同等?
なにより免疫抑制剤全体の問題として、感染症にかかった際の重症化があります。そして悪性腫瘍の増悪が。
長期投与による影響もまだよくわかっていないようです。
免疫抑制剤に変わる治療薬の登場が望まれます(というわけで我々も研究しているのですが)。
固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
コメント
コメントはまだありません。コメントを書く