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< 不具合解決編 | メイン | JCR2007締め切りまで1ヶ月 >
先日、研究室のOBの先生などが一堂に会しての勉強会がありました。
症例報告などもあり、研修医時代に研修していた小倉の病院からビブリオによる壊死性筋膜炎の一例が出ていました。
ビブリオによる壊死性筋膜炎。
ビブリオは、河口付近などの汽水域(海水と淡水が混じりあうところ)に生息しています。
主に魚介類を通じて6~10月に感染症を起こします。(水温25度以上)
健常人には食中毒を起こすのみ。
壊死性筋膜炎を起こすのは、肝硬変の患者さんが多いです。
壊死性筋膜炎そのものの報告は全国で年間10数例。
そのうち、佐賀、福岡、熊本だけで50%。
症例報告をした先生は、時間を追ってドキュメントタッチで説明してくれます。
最初は夜に発熱。
朝には下肢が痛み出し、午後までに腫れあがりwarm shockになり。
夕方には呆然とする主治医や皮膚科の先生に感染症専門の先生(症例報告をした先生)が指示を与え。
日付が変わるまでには整形外科ともチームを作って緊急にデブリードマン。
そのままICUに入り1ヶ月間持続透析回しっぱなしの抗生剤流しまくりの輸血しまくり。
なんとか救命はできた、という症例でした。(その後肝不全)
壊死性筋膜炎が本当にみるみる悪くなるのが目に見えるようでした。(発症から24時間以内に50~80%が死亡と言われております。)
佐賀県の病院にお勤めの先生曰く、佐賀では夏場に肝硬変の患者さんが急に発熱して脚が腫れ上がってきたら、すぐに整形外科に連絡してデブリ。というコースが出来上がっているそうです。
北部九州に多い理由はもともと肝炎の有病率が全国でも高い地域であり、さらに有明海などは塩分濃度が下がりやすい地形であることなどが挙げられます。
(北部九州以外での発症は、瀬戸内と東京湾)
これだけは忘れないでおこうと決意した私です。
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