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9月2日の毎日新聞に↓のような記事が出ていたようです。
確かに昔のように「すべて先生や看護婦さんの言うとおりに」と、自分の体のことなのにすべて無関心で医療従事者に丸投げされる風潮もよろしくはなかったと思うのです。言いたいことも泣き寝入りというのも。
不満があっても言えないというのはストレスが溜まりますゆえ。
しかしここまでひどい患者さんが増えているというのもこれまた事実(自分も患者さんに泣かされたことが何度か・・・)。
もちろん悪性腫瘍ですとか、一生付き合うような疾患ですとか、そのようなものに罹患した際のストレスが言わせている面があることも否めないのです。今日日、疾患についての情報が一般の方でも山のように仕入れることができる情報過多社会なので、自分の疾患がどれだけタチが悪いものか調べて悲観してしまうことも多いのです。
しかし記事の中では「医療不信が」とかなんとか言ってますが、それだけでもないんじゃないかなーと思います(ていうか情報過多ですよね、特に医療不信に働く方向には)。
聞いた話によると、このところ教育現場で「給食費を払っているのだから子どもに『いただきます』というのを強要させるな」とかいうおかしなことを言う保護者が増えているのだそうです。逆にそれほど裕福でない家庭というわけでもないのに給食費を払わない保護者も増えてますし。
これは収入の問題で払えないわけでもないのに診療費を払わない患者さんが増えていることや、救急車をタクシー代わりに使う人が増えていることとも通じるものがあると思います。
しつけと称して子どもを親が虐待し、反発した子どもが親を殺し、小学生が人を殺し、生き物を殺しても電池を入れ替えたら戻ってくると信じる子どもが増え、老老介護の無理心中が増え、夜に窓や玄関を開けて寝ると強盗や強姦魔に押し入られ、リフォーム詐欺や振り込め詐欺が多発し、ネットでも様々なトラブルが頻発する。
医療現場だけじゃなくて社会全体がおかしくなってるんじゃないかと、私にはそう見えてなりません。
先日研究室で旅行していたときに、同期がぽつりと呟きました。
ちょうど宮崎駿監督のアニメの話をしている場面で。
「なんかこういういい話が日本にはあるってのに、どうして詐欺みたいな犯罪が減らんかねー」
それは力いっぱい思います。
「思いやり」という言葉も、なんとなく最近は使われ方がおかしい時がありますし(自分の権利だけを人に押し付けるために使う人が多数)。本来の意味での思いやりをお互いが持てる余裕が欲しいものです。
とりあえず医療現場では人員の補充と効率的な配置、ですな。
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