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本日はいつもどおりの外来になるはずでした。
ただし9月23日が祝日で外来が休みなので、次回予約の調整がちょっと手間、なだけの・・・。が。
さて、と外来を始めようとしたところ。
「先生、グループ病院の整形外科から新患さんのご紹介です。」
「はーい。」
お手紙読みます。グループ病院での検査値を取り寄せます。
・・・うぎゃ!モロ血管炎ですがな!
というわけで慌てて患者さんを呼びいれ、診察し、全身状態も悪いのでグループ病院の腎臓内科の先生と連絡を取って即入院の手はずを整え。
合間に念のため診断マニュアル本(各膠原病の診断基準がまとまった本)を読み直し。
・・・うん、血管炎だよね。
ここで時間がかかってしまい、予約の患者さんを予約時刻より1時間も遅く呼ぶ羽目になって、怒られまくりました。
一応重症患者さんがいらしたので、と説明はしたんですけれどね・・・ああ、ごめんなさい。
で、そこから猛ダッシュで外来を済ませ。
間に、「春以来、来院してなかった患者さんが診察希望してます」とのことで、検査を入れつつ診察し。
目が回る~、と思いながらなんとか予定時間をちょっとオーバーしただけで終わろうとしたときに、またもナース登場。
「すいません、呼吸器科の先生からご紹介です。膠原病じゃないかって」
「・・・はーい」
カルテを開きます。
なんかデジャブに襲われます。
・・・さっきの人と、いろんな数値が似通ってるー・・・。
ていうかさっき診断基準を読み直したばかりのアレだよなあ・・・。
あわあわあわと患者さんをお呼びしてみたら、朝一番の患者さんとは打って変わって、お元気お元気。
すたすたと診察室に入ってみえました。
でも検査値はものすごく悪いです。
「入院して精査をしてからすぐ治療をした方がいいです」
とご説明さしあげて、またもグループ病院の腎臓内科にお任せすることになりました。
このバイト先の病院のグループにはリウマチ科の常勤がいないので、我々のフォローは外来だけ。
こういう事態になったときが大変心苦しいです。
大学だったら、自分が以前常勤していた総合病院だったら、膠原病専門の医師が主治医できるのに・・・。
それはさておき、血管炎症候群は病型が複雑で、確定診断がつくまでに時間を要するものが多いです。なのであちこちの病院を転々として疾患が出来上がって命に関わる頃に膠原病内科に紹介されてくることもままあります。(早期に紹介されてきて診断に難渋することもままありますが)
診断さえつけば即、加療を開始しないと予後がどんどん悪くなるという病気にも関わらずです。
そして診たことがないと(診断に難渋した経験がないと)、それであろうと予想をつけることも難しい疾患だったりします。
いやー、しかし1日にお二人も血管炎症候群の中でも同じ疾患だろうなという方たちを診ることになろうとは・・・。
普段はやはり圧倒的にリウマチの患者さんが多いです。
そういえば小倉で研修医をしていた頃も、某2類感染症(日本全体で年間60~80人しか発症がない某感染症)の患者さんが3日でお二人いらしてたんですけども。
やはり重なるときは重なるのですね。しみじみ
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