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本日半年以上ぶりに細胞からRNAの調整をしました。
ええ、古典的にISOGENで細胞を溶かして、クロロホルムで分離して、イソプロパノールで沈殿させて、エタノールでまた沈殿させて。
さて、細胞から取り出されたRNAは、RNaseという酵素の作用ですぐに分解されてしまいます。
RNaseは汗からも唾液や鼻汁からも出ています。
なのでRNA実験は実験台の上をRNaseを分解する成分入りのアルコールで拭いた後、手袋をして、沈黙のうちに、くしゃみも咳も絶対にしないようにしてやらねばなりません(いや、マスクすればいいんでしょうが)。
で。久しぶりのRNA実験。私はいつものように注意事項を守り、静かに静かに実験を進めておりました。
イソプロパノール沈殿の段階でRNA peletもはっきり見えるほど回収できておりました。
ここまではよかったのです。
エタノール沈殿までやりました。遠心分離機が止まりました。
取り出しました。
peletは少し小さくなっておりましたがまだ見えました。
で、peletが落ちないように注意して逆さにして、エタノールを捨てて・・・。この段階ではまだpeletはへばりついておりました。
さて、乾燥させたところでRNase free waterで溶解し・・・ようとしたところ。
あれ?なくなってる?
・・・呆然。
いや、見えなくても残ってるかもしれない。
自分に言い聞かせて濃度を吸光光度計でチェック・・・。
吸光度がマイナス・・・orz(お前は光を発してるのかよ、とツッコみたい)
いちおう、ねんのため、RT-PCRをかけてcDNAにしておきましたけど・・・たぶんないんだろうなあ(遠い目)。
GAPDHのPCRで明後日確認してみます(涙)。
みんなに「エタノールと一緒にpelet捨てたっちゃろう」とか、「実験しながらしゃべりすぎたっちゃろう」とか散々バカにされました。
でもね。peletを乾燥させてるすぐそばで声高に喋り続けてたのはボスですよ。私はずっと沈黙してましたよ。鼻炎も今日は出てませんよ。くしゃみもしてませんよ。
てか見えるほど大きなpeletがそんな短時間で分解されるんですか!?
・・・やっぱ落としたのかなあ(涙)。
※5月24日追記
めでたいことに6種類の細胞でやったうち、3個はちゃんとcDNAが回収できており、本日リアルタイムPCRで目的遺伝子の量を測定することに成功しました。よかった。
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