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このところ、色々な医療施設で手話講座だなんだやっているのを見かけます。
先日、私もこれを受けたほうがいいんじゃないかと思う出来事がありました。
当直先でナースから呼び出されました。患者さんがなにやら診察してほしがっていると。
行ってみると、患者さんは聴覚障害があり手話と指文字以外は解さず、筆談もできないとのことでした。(夜中なのでご家族もいらっしゃらないし)
ところが折悪しくその場には私も含めて手話も指文字もわからないメンバーばかり。本当にこの方はこれを訴えてあるのだろうか?と首をかしげながらの診療となりました。
これまで方言(笑)や言語の関係で診療に苦労したことはありましたが、筆談もできないという状況は初めてでかなりとまどいましたし、正直患者さんの訴えがよくわからなかったことが怖くもありました。
もちろん手話というのはジェスチャーの言語ですから、「痛い」とか「苦しい」とかはやっていただけばわかると思っていたのです。
しかし実際の現場ではわかりませんでした。
はっきり口を動かせば口話でも通じるかなと試してみましたが、筆談もできない方にはやはり通じませんでした。
指文字と、手話も「痛い?」「苦しい?」「どこが?」くらいなら訊ねられる程度には知っていたほうがよいのかな、と思わせる出来事でした。
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深夜でも通訳士さんの当番が決まっていて呼び出しに応じてくれるのならよいのですが、まだまだそのような制度は浸透しておりませんし(東京あたりでは来てくれるのでしょうか?)、一刻を争う事態と言うのも存在するというのが実際です。
でも確かに必ず手話通訳さんを介して意思疎通ができたら理想的ですね。
東京在住の手話通訳者です。
手話のモノリンガルの患者さんに当たられたのですね。
東京では警察と都立病院には東京手話通訳等派遣センターというところに属する手話通訳者の名簿が届けられています。
命と権利に関わることですので通訳者は深夜でも何でも駆けつけます。また、都立ではない病院でもセンターに相談されると、知恵を絞ってくれるようです。
先生の地元にも手話通訳者の派遣制度はあるはずですので、もしかしたらなんらかの方策がとられているかもしれません。
担当のお医者様が手話を少しでも知っていてくださると、聴覚障害の方の受診時の緊張がみるみる解けるのを何度も経験しています。
ただ、上でも「モノリンガル」という言葉で申し上げましたように、手話は日本語をそのまま手に置き換えたものではございません。あっと言う間に手話単語を覚えられても、どうぞ手話通訳者を御利用ください(^^)
お医者様を筆頭とする医療関係の方々とスムーズな連携がとれて聴覚障害をお持ちの方の「命」が大切に守られますことを願っております。
手話通訳者、本当に重要ですね。
この件のあとはまだ手話が必要な場面にあったことはありませんが、今後のために通訳者さんの手配のことなど覚えておこうと思います。
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